Jプロツアー 東日本ロードクラシック修善寺大会
2011年8月 5日 Web Staff
日時:2011年7月31日(日)
場所:静岡県伊豆市・日本CSC5kmサーキット 100km(5km×20周)
参加メンバー:鈴木真理・村上純平・畑中勇介・鈴木譲・西薗良太・青柳憲輝
Jプロツアー特別戦「東日本クラシック修善寺大会」が静岡県伊豆市、日本サイクルスポーツセンターにて行われ、スタート直後から逃げの集団に入った鈴木譲選手がラスト抜け出し、20kmを独走して快勝しました。
Jプロツアー特別戦「東日本クラシック修善寺大会」が静岡県伊豆市、日本サイクルスポーツセンターにて行われ、スタート直後から逃げの集団に入った鈴木譲選手がラスト抜け出し、20kmを独走して快勝しました。
力のある鈴木譲選手ですが、驚く事にロードレース初勝利。この勝利を皮切りに、真のエースへの成長が期待されます。
===以下、シクロワイアードより転載====
20周のレースで2周目から逃げたのは鈴木譲(シマノレーシング)、鈴木謙一(愛三工業レーシングチーム)ら。終盤はそれぞれが独走、鈴木譲がロードレースで初めての勝利を挙げた。

スタートアタックは菅洋介(GRUPPO ACQUA TAMA): photo:Hideaki.TAKAGI
2周目、福島晋一(ボンシャンス飯田JPT)が小坂光(宇都宮ブリッツェン)を引き連れ逃げる: photo:Hideaki.TAKAGI
7周目に入る先頭の7人: photo:Hideaki.TAKAGI
13周目、西薗良太(シマノレーシング)らがペースを上げてメイン集団は棒状に: photo:Hideaki.TAKAGI
18周目、シマノ2人を振り切りたい増田成幸(宇都宮ブリッツェン): photo:Hideaki.TAKAGI
19周目、6人の追走集団から抜け出す鈴木謙一(愛三工業レーシングチーム): photo:Hideaki.TAKAGI
鈴木譲(シマノレーシング)が優勝: photo:Hideaki.TAKAGI
7 月31日(日)、静岡・修善寺の日本サイクルスポーツセンター5kmサーキットコースで行われた東日本ロードクラシック修善寺大会は、年度途中で追加され たレースだ。東日本大震災の影響で中止となった大会の代替として開催するもので、石川ロードに続いて東日本クラシックの名を冠した2つ目の大会となる。
P1クラスは5kmコースを逆周り(ホームが上り)の100km。逆周りで上り勾配がやや緩やかになることに加え、当日はホームストレートでの強めの向かい風があり、単独での逃げにやや不利な条件。強めの雨が降ったりやんだりで気温は27度ほど。
2周目で決まった8人の逃げ
スタート直後からアタックがかかるが約1周の間、逃げは決まらない。2周目に入るホームへの上りで福島晋一(ボンシャンス飯田JPT)がアタック、これに 小坂光(宇都宮ブリッツェン)が反応して2人で抜け出す。さらに続いて鈴木譲(シマノレーシング)ら6人が抜け出してこれに合流、2周目で8人の逃げが決 まる。
メンバーは福島、小坂、鈴木譲、鈴木謙一(愛三工業レーシングチーム)、初山翔(宇都宮ブリッツェン)、若杉厚仁(宇都宮ブリッツェン)、永良大誠(マト リックスパワータグ)、五十嵐丈士(Fuji-Cyclingtime.com Japon)だ。宇都宮ブリッツェンが若手3人を送り込んだ。その後に福島はメイン集団へ下がる。
有力チームが逃げにメンバーを送り込んだため、メイン集団はクラブチームが主体で引くがペースが上がらない。先頭7人との差は2分から2分半差にまで広がる。数人が追走に入るがまとまった動きにならずずべて集団に戻る。この状態が10周およそ50kmにわたって続く。
鈴木譲が独走、メイン集団は活性化
先頭集団ではローテーションするが、鈴木譲が引くと後方が離れる場面が出てくる。明らかに余裕がある。均衡が破られたのは12周目。先頭集団からその鈴木譲がアタック、初山とともに抜け出し先頭を走る。
続く13周目にメイン集団では、奈良基(ボンシャンス飯田JPT)に続いて村上純平・西薗良太(シマノレーシング)がペースを上げて、上り区間で集団を一列棒状にする。この動きでメイン集団は20名ほどに絞られる。しかしこの集団もペースが一定しない。
16周目、メイン集団からヴィンチェンツォ・ガロッファロ(マトリックスパワータグ)、鈴木真理(シマノレーシング)、伊藤雅和(愛三工業レーシングチー ム)、岩島啓太(なるしまフレンドレーシングチーム八王子)の4人が抜け出し、前の2つの集団を追う。そしてメイン集団からはただ一人の高校生、小石祐馬 (京都MASSA-FOCUS-SUPER B)が追走に出る。先頭では鈴木譲が独走態勢に入る。
追走に出た増田、畑中、西薗だが
17周目、Jプロツアー総合ポイント上位3人である、増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、畑中勇介(シマノレーシング)、西薗の3人がようやく動き出す。大 本命が動き出し、4周で2分差は簡単にひっくり返せるだけに、この3人で優勝争いかと思われた。だがペースが一定でない。前に追いつこうとする畑中と西薗 に対し、その2人を振り切るためにアタックを連発する増田。結局ペースは上がらないままに。
19周目、ガロッファロら4人は先行していた鈴木謙一と初山に追いつき、6人でさらに前を走る鈴木譲を追う。ここで単独アタックに出たのは鈴木謙一。前を 走る鈴木譲を追うが、40秒差に対して1周は短すぎた。結局鈴木譲が独走勝利、2周目からの逃げを見事優勝に結びつけた。
鈴木譲は毎レースで強力な走りを見せてきたが、なんとロードレースでの優勝は初めて。今まで、結果としてアシストの動きをしてきたが、ようやくその力にふさわしい成績を手に入れた。
2位の鈴木謙一は、1周で30秒近く差を詰めたが13秒届かず。鈴木謙一も鈴木譲と同様に、レースではチームにとって重要な動きを毎回する選手だ。
優勝した鈴木譲(シマノレーシング)のコメント
「チームとしては今回フリーの動き。今までそういう場面でうまくチャンスが回ってこなかった。2周目で抜け出したけれど、ゴールまで届くか微妙だった。 ペースを上げて、一番危険だった晋一さんが離れた。残り9周で2分ちょっとの差だったのでさらにペースを上げて初山と2人に。それからは残り5周で単独で 逃げると決めていたので、初山を振り切って独走に持ち込んだ」
「展開が良かったというか、牽制のレースでなかったのが良かった。今年は調子がいいと自分でも思う。春先のオランダ遠征である程度の感触は得た。今後もそ ういうチャンスで結果を出して、その先に進めればと思う。練習を日本でやることは自分にとって意義のあること。まだまだ強くなれると思うし、ならないとい けない。切磋琢磨できる今のチーム環境に感謝している」
結果
P1 100km
1位 鈴木譲(シマノレーシング)3時間02分31秒
2位 鈴木謙一(愛三工業レーシングチーム)+13秒
3位 鈴木真理(シマノレーシング)+33秒
4位 ヴィンチェンツォ・ガロッファロ(マトリックスパワータグ)+51秒
5位 伊藤雅和(愛三工業レーシングチーム)+1分00秒
6位 岩島啓太(なるしまフレンドレーシングチーム八王子)+1分09秒
7位 初山翔(宇都宮ブリッツェン)+1分16秒
8位 西薗良太(シマノレーシング)+2分20秒
9位 畑中勇介(シマノレーシング)+2分21秒
10位 永良大誠(マトリックスパワータグ)+2分37秒





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