1. caption03
  2. caption02
  3. caption01>

Jプロツアー 南信州松川大会

2011年8月11日 Web Staff

場所:長野県下伊那郡松川町 上大島周回コース

105km(7.5km×14周)

参加メンバー:鈴木真理・村上純平・畑中勇介・鈴木譲・西薗良太・青柳憲輝

猛暑の中行われたJプロツアー南信州松川大会は、序盤からのハイペースな展開の中から最後に残った6人のゴールスプリントを制し畑中勇介選手が優勝しました。

畑中選手はツアー3勝目、ツアーリーダーへのポイントランキングでもトップの増田選手(宇都宮ブリッツェン)に肉薄する形となっております。

==================

以下シクロワイヤードより転載

==================

シマノ怒涛の4連勝 序盤から逃げた畑中勇介が制する

厳しいコースと暑さでサバイバルレースになった南信州松川ロード。2周目からチームメイトらと逃げた畑中勇介(シマノレーシング)が、終盤に合流した中島康晴(愛三工業レーシングチーム)らを抑えて優勝。チームはじつに4連勝と波に乗る。


4周目、松川町の丘陵地帯を行く第2集団: photo:Hideaki.TAKAGI4周目、松川町の丘陵地帯を行く第2集団: photo:Hideaki.TAKAGIきつい上りとトリッキーな下りや直角コーナー、そしてなだらかな起伏の直線状区間の「厳しいコース」の南信州松川ロード。8月6、7日に長野県松川町で行われたレースは、どのクラスもサバイバルなものになった。

2周目、早くも集団が分裂する: photo:Hideaki.TAKAGI
2周目、早くも集団が分裂する:
photo:Hideaki.TAKAGI

4周目、西薗良太(シマノレーシング)がペースを上げる: photo:Hideaki.TAKAGI
4周目、西薗良太(シマノレーシング)がペースを上げる:
photo:Hideaki.TAKAGI

5周目の先頭集団: photo:Hideaki.TAKAGI
5周目の先頭集団:
photo:Hideaki.TAKAGI

5周目のメイン集団 愛三勢が引く: photo:Hideaki.TAKAGI
5周目のメイン集団 愛三勢が引く:
photo:Hideaki.TAKAGI

13周目、先頭に後続3人が迫る: photo:Hideaki.TAKAGI
13周目、先頭に後続3人が迫る:
photo:Hideaki.TAKAGI

畑中勇介(シマノレーシング)が優勝: photo:Hideaki.TAKAGI
畑中勇介(シマノレーシング)が優勝:
photo:Hideaki.TAKAGI

P1 クラスは7日(日)午前11時スタート。真夏の強い日差しが照りつける中、92名が出走。ここ数戦のJプロツアーは、シマノレーシング対宇都宮ブリッツェ ンの構図で進んできたが、この松川には愛三工業レーシングチームがフルメンバーに近い形で参戦。登坂を得意とするヴィンチェンツォ・ガロッファロ(マト リックスパワータグ)とともにその走りが注目された。

2周目から5人の逃げ
コースは1周7.5kmを14周する105km。短いが厳しいコースと真夏の暑さで、選手にとっては十分な距離。天気予報は夕方から雨であり、レース中は強い日差しが照りつけることが予想された。
1周目の上りからペースが上がり、2周目に入って上り区間で一列棒状に。集団が数箇所で分断され、ここで5人が抜け出す。畑中勇介・鈴木譲・西薗良太(シ マノレーシング)、増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、ヴィンチェンツォ・ガロッファロ(マトリックスパワータグ)で、いきなり最強メンバーの先頭集団がで きる。
後続はばらばらになるが次第に2つの集団に集約されていく。

先頭5人では、特に西薗が、そして鈴木譲が先頭を強烈に引く。まだ序盤なのにどんどんペースを上げていく。いっぽうの愛三勢は後方集団に残されてしまう。
強力な5人の逃げに、他チームはなす術無しかと思われた。がしかし、このとき愛三の別府匠監督はこの状況を静観していた。「先頭の5人は明らかにオーバー ペース。この暑さなので彼らは後半が難しくなる。愛三は確かに出遅れたが、ペースを守っていけば終盤に追いつける可能性は高い」と語る。その読みはやがて 的中することになる。

4周目、それまで積極的にペースを上げていた西薗が、体調不良で急に脱落、先頭は4人になる。4人になった先頭はローテーションするが、鈴木譲が先頭を引 く時間が長い。そして後続の第2集団=メイン集団はおよそ20人ほど。愛三勢が固まってペースを作る。ここにブリッツェンやクラブチーム勢も加わる。しば らくはこのまま続く。

3人が追走に
9周目、メイン集団から中島康晴(愛三工業レーシングチーム)、中村誠(宇都宮ブリッツェン)、鈴木真理(シマノレーシング)の3人が抜け出す。前方に チームメイトがいない中島が、この3人の追走を率いる。スプリント力のある鈴木真理と中村にとって、この動きは願ったりだ。中島はとにかく合流するしかな い。

11周目、先頭から鈴木譲がペースを上げた状態のまま先行、間が離れたのでそのまま引き離し、先頭を単独で走る。一時は40秒ほど差が開くが、増田らを中心に追走し、およそ1周かけて吸収、先頭はふたたび4人になる。いっぽうの追走3人は次第に差を詰めてくる。

13周目、上り区間で先頭4人に追走3人がついに合流、7人の先頭集団になる。鈴木譲が下がって6人で最終周回へ。ここでは決定的なアタックはされず、い ずれも吸収されてゴールへ。鈴木真理が先頭を引く時間が長く、シマノは畑中で勝負だ。小集団のスプリントを得意とする畑中が圧倒的な差でゴールに飛び込 む。これで7月の群馬、石川、修善寺に続いてシマノレーシングで4連勝だ。

2周目から逃げ続けたメンバーの畑中がスプリントを制し、完璧な形で勝利を手中にしたシマノ。下がってはいったが、西薗と鈴木譲の強烈なペースアップで、 チームの枠を越えて強者だけの集団にしたことが効いた。またスプリンターの鈴木真理が終盤に合流したことも大きい。最後は畑中に勝利を託した、鈴木真理の 風格も感じられた。
ロードレースは1位以外は全員負けと言われるが、このレースに限っては上位それぞれに価値あるものだ。積極的な展開とそれにふさわしい結果と言えよう。

優勝した畑中勇介(シマノレーシング)のコメント
「最初から逃げて、良い展開だったと思う。今日は西薗、譲と自分の3人で強力に逃げた。先頭集団では力を出すことを優先し、少なくとも終盤にいたるまではチームプレーはしないようにしていた」
「最後追いつかれて7人になったときに、中村さんが調子良かったし、中島さんは脚を使ってはいたけれど、ボクは追いつかれた意識があったので怖かった。そ の集団の中でボクが一番それまでに脚を使っていたと思ったので。そこで真理さんがまとめてくれたので助かった。脚は使っていたけれども、小集団のスプリン トは得意なのでいけると思った」

畑中は8月11日(木)から、イギリスで行われるロンドンサリーサイクルクラシック (UCIヨーロッパツアー1.2)へ出発する。プレ・オリンピック大会で、福島晋一(トレンガヌ プロアジア サイクリングチーム)、宮澤崇史(ファルネーゼビニ・ネーリソットーリ)、新城幸也(チームユーロップカー)、土井雪広(スキル・シマノ)とともに出場す る。こちらにも期待だ。

結果
P1 105km
1位 畑中勇介(シマノレーシング)3時間08分21秒
2位 中島康晴(愛三工業レーシングチーム)
3位 ヴィンチェンツォ・ガロッファロ(マトリックスパワータグ) 
4位 中村誠(宇都宮ブリッツェン) 
5位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)+02秒
6位 鈴木真理(シマノレーシング)+03秒
7位 鈴木譲(シマノレーシング)+4分52秒
8位 五十嵐丈士(Fuji-Cyclingtime.com Japon)+5分03秒
9位 青柳憲輝(シマノレーシング)+5分16秒
10位 福田真平(愛三工業レーシングチーム)+7分30秒

Contents

シマノレーシングパートナー