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JBCF・Jプロツアー 群馬CSCロードレース

2011年7月12日 Web Staff

日程:2011年7月9日(土)
場所:群馬県・群馬CSC
距 離:120km(1周6km×20周)
参加メンバー:村上純平、畑中勇介、鈴木譲、青柳憲輝、鈴木真理、西薗良太、平塚吉光

Jプロツアー第8戦、群馬CSCロードレースが行われ、シマノレーシングの畑中勇介選手が独走優勝しました。

チームはこのレースに一つのプランを立てて臨みました。序盤に見逃がした小集団の逃げを、レース中盤に追い上げるためのペースアップから集団を絞り込み、エースとして立てた畑中を勝利へ導くというもの。

 

ライバルチームの選手も手ごわい相手が揃うだけに、作戦を遂行する事はリスクも伴いますが世界を目指すレベルアップに不可欠な事。

 

この作戦を実行したシマノレーシングは中盤以降ペースを上げ続けます。畑中以外の6名でペースを上げ、村上、青柳、平塚らを中心に集団の動きをコントロール。登り区間では譲、真理、西薗がペースを上げ集団を破壊。終盤5人に絞り込んだ先頭集団から、最後の登りで西薗に導かれた畑中が見事なアタック。そのまま逃げ切り勝利を収めました。

2位にも終始レースのペースを上げ続けた西薗が入り、シマノレーシングが1&2フィニッシュを飾りました。

=== 以下、シクロワイアードより転載 ===

中盤以降、シマノレーシングは出場7名全員が前へ出てペースを上げる。増田成幸(宇都宮ブリッツェン)との戦いに持ち込んだラスト、エースの畑中勇介がしっかり決めて全日本選手権のリベンジを果たした。

3周目、柿沼章(宇都宮ブリッツェン)に奈良基(ボンシャンス飯田JPT)が合流: photo:Hideaki.TAKAGI
3周目、柿沼章(宇都宮ブリッツェン)に奈良基(ボンシャンス飯田JPT)が合流:
photo:Hideaki.TAKAGI
12周目、シマノ全員が前でペースを上げる: photo:Hideaki.TAKAGI
12周目、シマノ全員が前でペースを上げる:
photo:Hideaki.TAKAGI

最終周回、抜け出した初山翔(宇都宮ブリッツェン)ら5人: photo:Hideaki.TAKAGI

最終周回、抜け出した初山翔(宇都宮ブリッツェン)ら5人:
photo:Hideaki.TAKAGI
最終周回上り、ハイペースを維持する西薗良太(シマノレーシング): photo:Hideaki.TAKAGI
最終周回上り、ハイペースを維持する西薗良太(シマノレーシング):
photo:Hideaki.TAKAGI
優勝の畑中勇介(シマノレーシング): photo:Hideaki.TAKAGI
優勝の畑中勇介(シマノレーシング):
photo:Hideaki.TAKAGI

 Jツアーリーダーの増田成幸(宇都宮ブリッツェン): photo:Hideaki.TAKAGI
Jツアーリーダーの増田成幸(宇都宮ブリッツェン):
photo:Hideaki.TAKAGI

7月9日(土)、群馬CSCでJプロツアー8戦目となる群馬CSCロードレースが行われた。本大会のレイティングはAAであり、全日本実業団ロード(輪翔旗)の次に位置づけられるランクのものだ。
群馬CSCの6kmコースは、アップダウンに加えタイトな下りカーブなどの多いテクニカルなもので、スピードのあるオールラウンダータイプが今までの優勝者に多い。

柿沼と奈良が60kmの逃げ
P1クラス(JPT)はここを20周する120km。気温も湿度も高い中スタート。
1周目は西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)がほぼ1周を先頭固定で引っ張る。2周目に入り澤田賢匠(CIELVO NARA PRO CYCLINGTEAM)と大久保陣(パールイズミ・スミタ・ラバネロ)が逃げるが吸収、代わって柿沼章(宇都宮ブリッツェン)が単独逃げる。
3周目にメイン集団から奈良基(ボンシャンス飯田JPT)が抜け出して柿沼に合流、2人で逃げ始める。この逃げは結局12周目まで続くことに。
2人の逃げとメイン集団の構図のまま推移する。時折メイン集団からアタックやペースアップの動きがあり、人数をやや減らしながら周回する。

中盤にシマノレーシングが怒涛の進撃
11周目、シマノレーシングが参加7名全員先頭に集結してペースを上げる。そして次の12周目、上り区間でついに柿沼と奈良を吸収、振り出しに戻す。シマノレーシングはその後もペースを上げ、集団の数を一気に減らす。
13周目に中村誠(宇都宮ブリッツェン)がさらにペースを上げてこの動きで先頭集団は15人に絞られる。
この15人からは幾度かアタックがかかるが吸収されて17周目へ。この頃になると厚い雲に覆われあたりは暗くなる。雨こそ降らないが雷鳴が遠くにとどろく。

西薗の動きで先頭は5人に
この17周目、上りで鈴木譲(シマノレーシング)がペースを上げて心臓破りの坂を越える。一列棒状の先頭は中切れを起こし、さらに西薗良太(シマノレーシ ング)が下りにかけてペースを上げる。この動きで先頭は5人になる。畑中、西薗、平塚吉光のシマノレーシング3人と増田、初山翔の宇都宮ブリッツェン2人 だ。

シマノの波状攻撃
18周目の上りで西薗がペースを上げると初山がここで千切れる。平塚も追いつきシマノ3人対増田に。シマノ3人はそれぞれアタックをかけて増田を揺さぶ る。いっぽうで天候はさらに悪化、落雷の恐れのため1周回減らして19周回のレースに決定。選手たちへも次が最終周回と伝えられる。
最終周回、ここまで粘った増田だったが、最後の上りで西薗がアタックすると増田が離れる。そして畑中は単独で後方からアタックして先頭に。畑中と西薗が間隔を置いてゴールへ。
最後は畑中が逃げ切り、優勝。2位西薗、3位増田に。この順位は6月の広島での西日本ロードクラシックと同じだ。またしてもシマノの強さ、そして増田の驚異的な粘りが光ったレースに。

畑中勇介(シマノレーシング)「エースは最初から自分だった」
実はこのレース、シマノレーシングにとっては珍しく出走前からエースを畑中に決めていた。シマノレーシングは育成チームの位置づけのため、絶対エースを置 かないチームで、レース終盤に勝てる位置に最も近い選手が今まで勝ってきた。ではなぜ今回エースを決めていたのか?その理由を畑中が説明する。
「全日本選手権ではいつものレースのように強気の走りをして結局失敗した。今日はレースをチームでコントロールするという目標で戦った。ここで成功しなけ ればどこでもできない。エースは最初から自分。非常に緊張感があった。途中にチームメイトがあれほど動いたので。展開にこだわって動けば勝てるというのが わかったのが収穫」

3位増田成幸(宇都宮ブリッツェン)のコメント
シマノが強い中でシマノ3人対ブリッツェン2人に持ち込めたのは進歩と思う。シマノは自分達の力を使って集団を小さくしていったので本当に強かった。初山 はもともと強い選手で、熊野の怪我などから戻ってきてくれて嬉しい。最後は2対1で自分は上りで離さなければならないのに、アタックをされて脚が動かな かった。もっとトレーニングを重ねていきたい

JPT 114km
1位 畑中勇介(シマノレーシング)2時間51分20秒
2位 西薗良太(シマノレーシング)+12秒
3位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)+23秒
4位 平塚吉光(シマノレーシング)+30秒
5位 初山翔(宇都宮ブリッツェン)+35秒
6位 鈴木譲(シマノレーシング)+1分17秒
7位 中村誠(宇都宮ブリッツェン)+1分20秒
8位 中島康晴(愛三工業レーシングチーム)+1分21秒
9位 岩島啓太(なるしまフレンドレーシングチーム八王子)
10位 栂尾大知(パールイズミ・スミタ・ラバネロ)+1分22秒

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