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ツール・ド・おきなわ2010 UCI2.2

2010年11月17日 Web Staff

日程2010年11月13日〜14日
(13日、1STステージ・街中タイムトライアル / 14日、2NDステージ・210km個人ロードレース)
参加選手: 鈴木真理・飯野嘉則・畑中勇介・村上純平・平塚吉光

今シーズン、チームとして参加する最後のビックレース「ツール・ド・おきなわ2010」 が沖縄県名護市をスタート&ゴールのコースにて開催されました。シマノレーシングは過去この大会で勝者を出した事が無く、年間を通して安定した結果を出してきた今年こそはと言う思いで臨みました。

smn_tdo_1-5.jpg1日目は1.1kmの街中タイムトライアル。2日目は210kmの公道を使った厳しいコースです。2日目、今年新設されたラスト30kmは選手を苦しめ力勝負にするには十分なレイアウト。ここで力を残していた選手の中から勝者が出るであろうと予想しました。初日はタイムロスを抑え、勝負は2日目。チームオーダーは、前半の逃げに飯野、村上、平塚のいずれかが必ず入り、レース後半本格的に勝負が掛かった時に、力を温存した鈴木真理と畑中が勝負に出る作戦。今年急成長したJサイクルツアー王者の畑中と、オールラウンドに強さを持ち、スプリントでも勝負できる鈴木の2名であれば十分勝利に手が届くとの判断をしました。

1日目は、雨の中のスリッピーで難しい路面を攻略したトーマス・パルマー(ドラパック・ポルシェ)が優勝。シマノの最高位は3秒遅れで入った鈴木の9位。畑中&村上も5秒差に付けています。リスクを犯さず走り、2日目の力勝負に持ち込む予定でしたので、この位置はそれ程悲観するもの無いと感じていました。

2日目のレースは、鎖骨骨折から1ヶ月ぶりの復帰戦、そしてこのレースが引退レースとなる飯野がチームの期待に答え、最初にできた逃げ集団に単独合流。長沼隆行(宇都宮ブリッツェン)、ノリス・ラクラン(ドラパック・ポルシェ)と共に逃げ集団を形成しました。この逃げは最大10分まで開きましたが、ゴールまでの距離が100kmを切ったあたりから集団はペースを上げ、徐々にその差をつめていきます。2度目の大きな峠の入り口付近、前で転んだ選手を避けきれず鈴木が落車、腰を強く打ちここでのリタイヤを余儀なくされてしまいます。これを待った平塚も走り出すのに時間を奪われ戦線離脱。
レースの行方は、逃げる飯野と、集団にいる畑中・村上の3名で戦う事に。
飯野を含む3名の逃げは、ラスト50kmで遂に集団に捕らえられレースは振り出しに戻ります。活性化した大集団の中から、最後の力を振り絞った飯野が再度アタック!ラストレースで素晴らしい走りを演じます。が、やはりそれまで逃げていた消耗は歴然。ペースアップする手段が分解を始めると、飯野も取り残されてしまいます。

最終局面にできた25人程の集団では、村上が畑中のために動き続けました。畑中も動きますが、2名で全ての動きに反応することは至難の業、力を使いきる目前で村上が乗った7人の逃げが決定的なものとなります。力を残した畑中は後方に取り残され、村上も力が残っていません。ここから更に抜け出した4人の選手(伊丹&清水BS・福島クムサン・佐野ニッポ)が最後まで逃げ切り、福島晋一選手(クムサン・ジンセンアジア)が優勝。初日のタイムと含め総合優勝に輝きました。後方集団の争いで2番目に入った畑中が6位、総合成績で8位と言う結果がシマノの最高順位となりました。



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勝ちを目指して臨んだ、今回のレース。この結果に選手も納得はしておりません。良い形でシーズンを終える事はできませんでしたが、その分来期へ向けた課題を考えさせられ、選手に闘争心が沸いてきたのは確か。この走りを無駄にせず、これからに繋げてゆきたいと思います。

そして、このレースが引退レースであったにも関わらず、最後までチームのために尽くす姿勢を貫き、2度のポイント賞、山岳賞2位と言うすばらしい結果を残した飯野選手に賞賛の拍手と、感謝の気持ちを抱かずにいられません。今までありがとう。選手生活、お疲れ様でした。

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結果
第1ステージ 個人タイムトライアル 1.1km
1位 トーマス・パルマー(ドラパック・ポルシェ)1分27秒11
2位 品川真寛(愛三工業レーシングチーム)+01秒61
3位 山本雅道(チームブリヂストン・アンカー)+02秒55
4位 福島晋一(クムサン・ジンセン・アジア)+02秒64
5位 吉田隼人(鹿屋体育大学)+03秒35 U23 1位
6位 向川尚樹(マトリックスパワータグ・コラテック)+03秒60
7位 宮澤崇史(TEAM NIPPO)+03秒89
8位 チャン・ス・ハン(アクションサイクリング)+04秒12

第2ステージ 210km 結果
1位 福島晋一(クムサン・ジンセン・アジア)5時間30分43秒
2位 伊丹健治(チームブリヂストン・アンカー)
3位 清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)
4位 佐野淳哉(TEAM NIPPO)
5位 宮澤崇史(TEAM NIPPO)+17秒
6位 畑中勇介(シマノレーシング)
7位 品川真寛(愛三工業レーシングチーム)
8位 普久原奨(チームブリヂストン・アンカー)


個人総合
1位 福島晋一(クムサン・ジンセン・アジア)5時間32分12秒
2位 伊丹健治(チームブリヂストン・アンカー)+03秒
3位 佐野淳哉(TEAM NIPPO)+08秒
4位 清水都貴(チームブリヂストン・アンカー)+10秒
5位 品川真寛(愛三工業レーシングチーム)+16秒
6位 吉田隼人(鹿屋体育大学)+18秒
7位 宮澤崇史(TEAM NIPPO)+19秒
8位 畑中勇介(シマノレーシング)+20秒


個人総合山岳賞
1位 長沼隆行(宇都宮ブリッツェン) 10点
2位 飯野嘉則(シマノレーシング) 4点

団体総合時間賞
1位 チームブリヂストン・アンカー 16時間32分26秒

U23総合優勝
伊丹健治(チームブリヂストン・アンカー)

Photo by Hideaki Takagi

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