全日本 選手権タイムトライアル2010
2010年6月14日 Web Staff
2010年6月13日、秋田県大潟村のソーラースポーツラインに於いて全日本選手権タイムトライアルが開催されました。
シマノレーシングからは飯野嘉則選手、村上純平選手の2名が参戦しました。
------------ 以下 シクロワイヤードより転載 ------------
「日本最速」を決めるエリー ト男子は、ホイール交換しながらも38分07秒のコースレコードを叩き出した福島晋一(クムサン・ジンセン・アジア)が優勝。女子は萩原麻由子(サイクル ベースあさひ)が大会3連覇を達成した。

パンクで後輪交換後、ゴー ルに向かって福島晋一(クムサ ン・ジンセン・アジア)が最後のスパート: photo:Kei Tsuj
i今年も 全日本選手権タイムト ライアルの舞台は大潟村のソーラースポーツライン。かつて日本第2位の面積を誇った八郎潟が干拓され、その陸地化された平野を貫く平坦コースを駆け抜け る。
コースの特徴は、直線基調の往復であること、カーブが少ないこと、起伏が皆無に等しいこと、そして風が直接選手たちに吹き付けること。風向きによって往復 の平均スピードが大きく変わってくるため、風を読んだペース配分が必要とされる。

2位・38分33秒 奈良基(クムサン・ジンセン・ア ジア): photo:Kei Tsuji
エリート男子の出走者は16名。福島晋一(クムサン・ジンセン・アジ ア)は12番目にスタートを切った。
風向きは往路が追い風基調。福島は平均スピード51km/hで往路を終え、折り返し地点で180度ターンしてゴール方向へ。しかしコーナーでのブレーキン グ中に後輪がバーストしてしまい、ホイール交換を余儀なくされた。

3位・38分38秒 飯島誠(チームブリヂストン・ア ンカー): photo:Kei Tsuji
並走していた審判カーに同乗していたメカニックが飛び出し、ディスク ホイールをカーボンリムホイールに交換。福島はゴール後「メカニックが瞬時にホイールを交換してくれたおかげで、大きくタイムロスすることなく、すぐに再スタートが切れた」と振り返っている。
向かい風基調の復路を、空力的に不利になるカーボンホイールで駆け抜けた福島。最後まで追い込み、ゴールに飛び込むと、電光掲示板には38分07秒が表示 された。コースレコードだ。

新チャンピ オン福島晋一(クムサン・ジンセン・アジ ア)と昨年の覇者盛一大(愛三工業レーシングチーム)が握手: photo:Kei Tsuji
今 年9月 で39歳の誕生日を迎える福島は、今シーズン韓国登録のコンチネンタルチーム「クムサン・ジンセン・アジア」を立ち上げ、キャプテンに。しかしチームに とって重要なツール・ド・ランカウイ直前に鎖骨を骨折してしまう。レースに復帰後はTOJ(ツアー・オブ・ジャパン)に出場し、伊豆ステージで2位。常に果敢に攻める 熱い走り を見せ、日本人最高位となる総合5位でレースを終えた。
福島の勝利の立役者は、今年からチームに帯同する横山彰吾メカニックだろう。レース後、横山メカは謙虚に「冷静にホイール交換出来て良かったです。そして 勝てて本当に良かった」と語った。チームメイトの奈良は、38分33秒で2位に入り、福島の勝利に花を添えた。勝利者インタビューはこちら。

ワンツー勝利を飾ったクムサン・ジンセン・アジアの奈 良基と福島晋一: photo:Kei Tsuji
3位に入ったのは福島と同じ71年生まれの飯島誠(チームブリ ヂストン・アンカー)。2006年にマークした自 己最高記録を2秒更新し、2年連続で表彰台に上った。
ディフェンディングチャンピオンの盛一大(愛三工業レーシングチーム)は4位、地元秋田出身の村上純平(シマノレーシング)は5位、西谷泰治(愛三工業 レーシングチーム)は6位。いずれの選手も38分台の好タイムだが、福島には及ばなかった。















