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ツアー・オブ・ジャパン 第5ステージ 富士山ステージ

2010年5月21日 Web Staff

鈴木真理が大失速。リーダージャージを失う。

本日のステージは、富士あざみラインから富士山須走り口5号目までの上りだけのコースであった。実に11.4kmで標高1100mを駆け上がる、平均勾配10%という、稀に見るハードなコースである。

その為、他のステージに見られるような、レース展開やチーム戦略が成績を左右しない、選手の登坂能力がそのまま順位に表れる、誤魔化しの効かないレースである。
シマノレーシングとしては、鈴木真理が総合リーダーにつけていることから、彼のリードを守る事を最優先としレースにのぞんだ。
しかし彼自身、過去にこのコースでうまく走れたことは無く、苦手意識を持っていることから、平塚、畑中、飯野の3人を真理の近く居させ、ペースメーカーとなるように指示をだした。
一方、個人総合成績で上位に狙える位置に居る鈴木譲、対しては、自分のレースを最優先として、スタートさせることにした。

レースは、スタートと同時にアンカーやカザフスタンが強烈にペースを上げた。それには、Nippo、デローザが続き、早くも集団は一列棒状となり、バラバラの展開となった。
その頃真理は、前半のハイペースに惑わされることを嫌い、畑中や平塚がペースを作る約20名の集団で走行していた。念頭には、中間ポイント「馬返」をペースアップポイントとして捉え、あえてマイペースで進んだ。
しかし、予想外に彼の調子が悪く、畑中が作るペースにも着いていくのが精一杯という状態に陥ってしまう。
一方、先頭ではデローザのサレルノが、2人のカザフスタンの選手を置き去りにし、独走態勢となっていた。その時点で真理との差は3分までひらき、大きく水をあけられてしまっていた。
真理は「馬返」に到達すると、畑中、平塚らを解放。彼らに自らの順位を目指すことを指示。2人は真理を置き去りにし、後を野寺に託し、前を追うことに。
そこからは、平塚そして畑中の順で、どんどんペースダウンしてくる選手をパスしていく。そのうち12,3位前後で走行していた譲をも視界に捉え前を追う。
そのうち平塚は、譲をもパスし、先に仕掛けていた総合2位の佐野(Nippo)をも視界に捉える追い上げを見せ、10位でゴールした。
また個人総合で狙える位置にあった譲も畑中を従え、平塚のすぐ後ろでゴールし、総合成績を一気に10位まで上げた。

結果として、真理の総合リーダーの座は、明け渡してしまったが、若手の平塚、譲、畑中の健闘が、将来の可能性を感じさせてくれた結果となった。その為、団体では1つ順位を落としたが、3位をキープすることができた。
明日からは、譲という新たなエースを立て、逆転を目指して頑張っていきたい。

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明日はエースをまかされる鈴木譲

【第5ステージ結果】
1位 SALERNo Cristiano (DER) 40:49
2位 MIZUROV Andrey (KAZ)    +1:15
3位  SHUSHEMOIN Alexandr (KAZ) +1:28
10位 平塚吉光(シマノレーシング) +4:17
14位 鈴木譲(シマノレーシング)+5:16
15位 畑中勇介(シマノレーシング)+5:18
42位 鈴木真理(シマノレーシング)+9:12
43位 野寺秀徳(シマノレーシング)+st
75位 飯野嘉則(シマノレーシング)+12:39


【個人総合時間結果】
1位 SALERNo Cristiano (DER) 10:59:51
2位 MIZUROV Andrey (KAZ) +1:45
3位  SHUSHEMOIN Alexandr (KAZ) +2:15
10位 鈴木譲(シマノレーシング)+5:45
16位 平塚吉光(シマノレーシング) +7:50
23位 鈴木真理(シマノレーシング)+9:03
26位 野寺秀徳(シマノレーシング)+10:02
30位 畑中勇介(シマノレーシング)+11:38
62位 飯野嘉則(シマノレーシング)+26:07

【個人総合ポイント賞結果】
1位 MATTHEUS Micheal(JAS) 52p
2位 鈴木真理(シマノレーシング)50P
3位 CRISTIANO Salerno(DER) 34P

【団体総合時間結果】
1位 カザフスタン 33:08:18
1位 NIPPO      +6:01
2位 シマノレーシング +7:20

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