ツアー・オブ・ターキー2010第8ステージ
2010年4月19日 Web Staff
2010年4月18日、ツアー・オブ・ターキー(UCI2.HC)の最終第8ステージが開催されました。
スキル・シマノ土井雪広選手は無事総合6位で完走を果たし、カテゴリHCクラスで連日勝負に絡むすばらしい走りを魅せてくれました。
今シーズンの土井選手の活躍に期待です!!。
-----以下シクロワイヤードより転載------

集団前 方で走るスキル・シマノの選手たち 左端が土井雪広(日本、スキル・シマノ): photo:www.tourofturkey.org
8 日間の日程で開催されていたツアー・オブ・ターキーもいよいよ最終日。第8ステージはトルコ南部のアンタルヤからアランヤまでの166kmで行なわれた。 カテゴリー山岳ゼロのフラットコースだ。
この日はエルマーノ・カペッリ(イタリア、フットオン・セルヴェット)やオレグ・ベルドス(モルドバ、デローザ・スタックプラスチック)ら5名が逃げ、 60km地点で2分のタイム差に。

逃げグループ吸収のためにペースを上げるチームHTC・ コロンビア: photo:www.tourofturkey.org
しかしフラットコースだけにスプリ ンターチームが黙っていない。リーダージャージをエスコートするISD・ネーリに代わってチームHTC・コロンビアやコルナゴ・CSFイノックスが集団牽 引を始めると、タイム差は縮小。先頭カペッリらはゴール10km手前で吸収された。
ラスト5kmでアンドレア・トンティ(イタリア、カルミオオーロ・NGC)が単独アタックを仕掛けたが、スピードの上がり切った集団を振り切ることは出来 ない。チームHTC・コロンビアが主導権を握ったままラスト1kmを切り、これにリクイガスが対抗した状態でゴールへ。

圧倒的 なスプリント力でステージ5勝目を飾ったアンドレ・グライペル(ドイツ、チームHTC・コロンビア): photo:www.tourofturkey.org
ラ スト200mでグライペルがスプリント体勢に入ると、誰もその加速に付いていけない。一気に先頭に立ったグライペルがアンジェロ・フルラン(イタリア、ラ ンプレ)の追撃を振り切り、片手を挙げてゴールに飛び込んだ。
グライペルはステージ5勝目。最終日にしてヴィスコンティからポイント賞リーダーの座を奪うことに成功し、総合でもクライマーに混ざって8位に入る安定し た走りを見せた。今シーズン11勝目は断トツで世界トップだ。

ツ アー・オブ・ターキー総合優勝に輝いたジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ISD・ネーリ): photo:www.tourofturkey.org
そ して、総合優勝は集団内の23位でゴールしたジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ISD・ネーリ)の手に。山岳ステージで連勝を飾るなど、積極的な 走りを見せたヴィスコンティが大会制覇を達成した。
2008年のジロ・デ・イタリアでマリアローザを着用したことのあるヴィスコンティだが、ステージレースで総合を争った経験は少ない。ヴィスコンティはガ ゼッタ紙のインタビューの中で「この大会は新たな発見の連続だった。総合リーダーとしてステージレースを走る経験があまり無かったので、監督の指示を仰ぎ ながら、チームメイトの力を借りて走ったんだ」と語っている。
山岳ステージで4位に入り、その後も強豪選手と対等に渡り歩く走りを見せた土井雪広は総合6位でフィニッシュ。プロツアーチームやプロコンチネンタルチー ムがひしめく中で、土井の登坂力が光った。土井は自身のTwitterに「シーズン前半の目標にしていたレースで、目標を達成できて本当に嬉しい!皆さん いっぱいのパワーを本当にありがとう!」と書き込んでいる。山岳ステージで活発に動いた土井は山岳賞でも5位に入った。
レース展開はレース公式サイト、ならびにストリーミング映像より。
ツアー・オブ・ターキー2010第8ステージ
1位 アンドレ・グライペル(ドイツ、チームHTC・コロンビア) 2h52'24"
2位 アンジェロ・フルラン(イタリア、ランプレ)
3位 ケニーロバート・ファンヒュンメル(オランダ、スキル・シマノ)
4位 サーシャ・モードロ(イタリア、コルナゴ・CSFイノックス)
5位 フランシスコ・パイバ(アルゼンチン、スコット・マルコンデス)
6位 エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、リクイガス)
7位 ミケーレ・メルロ(イタリア、フットオン・セルヴェット)
8位 アレクセイ・サラモティンス(ラトビア、チームHTC・コロンビア)
9位 ジョルジョ・ブランビーラ(イタリア、デローザ・スタックプラスチック)
10位 クラウディオ・クチノッタ(イタリア、デローザ・スタックプラスチック)
29位 土井雪広(日本、スキル・シマノ)
個人総合成績
1位 ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ISD・ネーリ) 32h42'28"
2位 タジェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、チームHTC・コロンビア) +29"
3位 ダヴィ・モンクティエ(フランス、コフィディス) +33"
4位 ジャンパオロ・ケウラ(イタリア、フットオン・セルヴェット) +54"
5位 クリスティアーノ・サレルノ(イタリア、デローザ・スタックプラスチック) +1'48"
6位 土井雪広(日本、スキル・シマノ) +2'52"
7位 オスカル・ガット(イタリア、ISD・ネーリ) +3'48"
8位 アンドレ・グライペル(ドイツ、チームHTC・コロンビア) +4'16"
9位 レミ・ポリオル(フランス、コフィディス) +5'05"
10位 クリストフ・ケルヌ(フランス、コフィディス) +5'13"
ポイント賞
1位 アンドレ・グライペル(ドイツ、チームHTC・コロンビア) 68pts
16位 土井雪広(日本、スキル・シマノ) 21pts
山岳賞
1位 レミ・ポリオル(フランス、コフィディス) 21pts
5位 土井雪広(日本、スキル・シマノ) 10pts
チーム総合成績
ISD・ネーリ
text:Kei Tsuji
photo:www.tourofturkey.org



















