◆ツア・オブ・タイランド 第6ステージ
2010年4月 7日 Web Staff
Ubon Ratchthani 190km
本日はUbon Ratchathaniを発着点とし、東方向に大きく周回をして戻ってくる190km。
大きな山岳もない設定だが、ジャングルの中のアップダウンや吹きさらしの広い道路での横風がキーポイントとなるコースであった。
昨日、総合で首位に立った内間の日本チームにに対し、逆転を図ろうとするジェリーベリーの動きがキーとなるだろうと予想された。
スタート早々より、いつもにも増してアタック合戦が繰り返された。最初は、譲を含む4名が飛び出しに成功するも、すぐに吸収。
その後20km過ぎ、道が悪いのか、パンクが続出。
ラジオツール(大会側の無線)に不備があったこともあり、どこのチームも対応に戸惑い、多くの選手が遅れ始めた。
我がチームは、幸運にも誰もパンクは無く、その間に前で展開のあった約10名の逃げグループに野寺と飯野が乗ることに成功する。
いつもならこの10人程の集団なら、メイン集団は見逃し、逃げ続けることができるのだが、最終日ということもあり、多くの選手が後を追い、結局大集団に飲み込まれてしまった。
しかしすぐに、今度は譲の入った10名の先頭グループが出来上がる。するとまもなくして、集団ではジェリーベリーチームが突然、先頭でペースを上げ、集団は一列棒状となり、2つに分裂。
コース上は、3つの集団が出来上がった。譲以外のメンバーは一番後ろの集団に取り残され、必死で日本チームらと前を追いかけ、その甲斐あり、100km地点ですべての集団が一体化され、レースは振り出しに戻った。
しかし、この一連の動きで、昨日の疲れが残る飯野が脱落し、リタイアに追い込まれた。
すると今度はアンカーの普久原とMedeschemeのNicholasが飛び出して行く。
集団をコントロールしたい日本ナショナルチームは彼らの逃げを容認し、集団は落ち着きを取り戻した。
そんななか、108km地点に設定された山岳ポイントを目指して、畑中が野寺を連れて集団を抜け出す。
それにより野寺は、逃げた2人に続いて3位で通過し、総合山岳賞1位が確定された。
その後、逃げる2人に対し、集団では日本ナショナルチームがその差をコントロールするという形でレースは続いていった。
そしてラスト30km、そこまで虎視眈々とアタックを狙っていたジェリーベリーのReijnenらが強烈なアタックで、集団を飛び出していった。
ここで、譲が反応し前を追ったが、勢いは衰えず、彼らを見送ってしまった。
その7名は、前に逃げていた2名を吸収し9名でゴールを目指す。
集団では、日本ナショナルチームや2位のマルコポーロが懸命に追いかけるが、非情にもその差はどんどんひらいて行った。
結局、Reijnennを含む9名は、56秒の差を付けて逃げ切り、Reijnenが再び個人総合首位を奪回し、ツアー・オブ・タイランドは幕を閉じた。
【第6ステージ結果】
1.Parno(CCC)INA 3:11:40
2.Nicholas White (MCT)RSA 同タイム
3.Locke Deaon (CKT)AUS 同タイム
35.村上順平 +56
49.野寺秀徳 +56
57.鈴木譲 +56
74.畑中勇介 +8:00(落車)
66.飯野嘉則 DNF
【個人総合】
1. Reijnen Kiel(JBC)USA 22:23:15
2. Nicholas White (MCT)RSA +18
3. Locke Deaon (CKT)AUS +19
16. 村上純平(シマノレーシング) +1:13
28. 鈴木譲(シマノレーシング) +1:43
29. 野寺秀徳(シマノレーシング) +1:45
70. 畑中勇介(シマノレーシング) +14:42
DNF. 飯野嘉則(シマノレーシング)
【個人総合山岳賞】
1位 野寺秀徳 4点



















