ツア・オブ・ザ・フィリピンズ 第4ステージ
2010年4月20日 Web Staff
本日の第4ステージは、昨日ゴールした町Subicをスタートゴールとして大きく周回をする120kmのコース。途中2度の山岳ポイントが設定されていて、アップダウンの激しいコースであった。
いつものようにスタートから集団は、アクティブに動き、逃げが出来てはすぐにまた一体化するという動きを繰り返していた。
そんな中、25km地点で、飯野を含む3人の逃げが出来上がった。
さらにそれを追う形で、譲とDCMの選手らが追いつき、7名の先頭集団が出来上がった。
彼らは山岳ポイントを前に快調に飛ばし、1分40秒の差を保ち、山岳地帯に突入。
しかし7名の先頭集団は途中分解し、譲は前の4名に残るが飯野が脱落してしまう。
ちょうどその頃、後方のメイン集団でも動きがあり、集団は分裂。
そこから抜け出したDCMの2人が先頭集団に合流。その後ろには、リーダーのマッキャンを含む15名が30秒差で先頭集団を追う形となった。
山岳ポイントを通過し、下りに入るとマッキャンらが先頭集団に追いつき、先頭集団は9名に膨らんだ。
村上もその位置にいたが、追いつけずに第2集団に留まってしまった。
一方、先頭グループでは、譲が孤軍奮闘し、最後の決戦となる2つめの山岳ポイントに突入。
マッキャンがすかさずアタックを開始、譲は溜まらず少し遅れてしまい、5位の位置で山岳ポイントを通過し下りに入る。
前では、マキャンとCCNのドイツ人のサッシャが快調にゴールを目指す。
譲はそこから諦めず、前を必死で追う。
そのうちにDCMの選手2人に追いつき、3人で先頭を追う。
DCMの選手もそうとう苦しいようで、ほとんど譲るが引っ張っている状態であった。
結局前の2人は、約2分前でゴールし、最後は3人での3位争いのゴールスプリントとなった。2対1という不利な状況であったが、譲には余力があり、あっさりと2人を後方に置いて3位でゴール。
最初から逃げに入り、唯一最後まで逃げ切れたのが譲だけに、彼
の成長が確認できたステージであった。
4日間戦った「ツアー・オブ・ザ・フィリピン」だったが、個人総合時間では、遅れを取ったものの、第1ステージ以外で、2位、3位、3位とすべてに表彰台に乗れたことは大きな収穫であった。
また村上や鈴木譲選手らの若い選手が表彰台に乗り、UCIポイントを獲得できた事は、大変意義深いものだったと思う。
彼らには、この経験を生かして続くレースを戦ってもらいたいと思う。
【第4ステージ結果】
1位 MCCANN David (GNT) 03:24.21
2位 Damrow Sascha(CCN) +st
3位 鈴木譲(シマノレーシング)+1:50
12位 村上純平(シマノレーシング)+3:53
44位 野寺秀徳(シマノレーシング)+9:57
49位 鈴木真理(シマノレーシング)+st
52位 畑中勇介(シマノレーシング)+18:15
58位 飯野嘉則(シマノレーシング)+st
59位 畑中勇介(シマノレーシング)+st
*st=同タイム
【個人総合時間】
1位 MCCANN David (GNT) 11:29.120
2位 Reynante Lloyde (711) +6:45
3位 Ravina Baler(BTG) +6:47
14位 鈴木譲(シマノレーシング)+15:03
22位 鈴木真理(シマノレーシング)+20:43
27位 村上純平(シマノレーシング)+23:08
37位 野寺秀徳(シマノレーシング)+27:29
55位 平塚吉光(シマノレーシング)+38:44
61位 畑中勇介(シマノレーシング)+45:18
73位 飯野嘉則(シマノレーシング)+58:08
【個人総合ポイント賞】
1位 Mccann David(GNT) 35p
2位 Seyffert Pieter (DCM) 25p
3位 村上純平(シマノレーシング)21P



















