ツアー・オブ・ターキー 2010第6ステージ
2010年4月17日 Web Staff
2010年4月16日にツアー・オブ・ターキー(UCI2.HC)第6ステージが開催されました。
現在総合6位につけている土井選手ですが、レース序盤に果敢にもアタック!!。
一時はエスケープグループに加わるも、流石に集団はこれを容認せずメイン集団に戻る場面も・・・。
連日、トップレーサー達と方を並べるすばらしい走りを魅せてくれています!!。
-----------以下シクロワイヤードから転載-------------
1級と2級のカテゴリー山岳が設定された第6ステージ。この日も土井雪広は序盤のアタックに反応し、5名の逃げグループに入った。
しかし土井は総合で2分46秒遅れの6位のため、リーダージャージ擁するISD・ネーリはスピードを弱めずに追走。同じ逃げグループに入ったのはチームメ イトのフレデリク・ウィルマン(ノルウェー、スキル・シマノ)やクリストフ・ケルヌ(フランス、コフィディス)ら。土井は監督の指示でメイン集団に戻っ た。

ISD・ネーリがコントロールするメイン集団: photo:www.tourofturkey.org
土 井の後退で4名に絞られた逃げグループは、メイン集団から4分30秒のリードを稼ぎ出して最初の2級山岳をクリア。このまま4名が逃げ、メイン集団が後半 に追い上げる展開に持ち込まれると予想されたが、ここからコフィディスの攻撃が始まった。
次の1級山岳(ゴール67km手前)までの区間でまずはアマエル・モワナール(フランス、コフィディス)がアタックを仕掛け、続いてダヴィ・モンクティエ (フランス、コフィディス)がアタック。これにはリーダージャージを着るジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ISD・ネーリ)や総合2位タジェイ・ ヴァンガーデレン(アメリカ、チームHTC・コロンビア)、そして土井が食らいつく。

1級山岳 でアタックを仕掛けるダヴィ・モンクティエ(フランス、コフィディス): photo:www.tourofturkey.org
モ ンクティエはアタックを繰り返したがヴィスコンティは遅れない。土井も有力グループの中で走り、1級山岳をクリアした。
先頭ではウィルマンとケルヌの2人が飛び出した状態に。これを5分遅れでISD・ネーリがコントロールする20名ほどのメイン集団が追う展開。1級山岳で 遅れていたアンドレ・グライペル(ドイツ、チームHTC・コロンビア)がこの集団に合流したため、チームHTC・コロンビアも集団牽引に加わった。

懸命に逃 げ続けたクリストフ・ケルヌ(フランス、コフィディス)とフレデリク・ウィルマン(ノルウェー、スキル・シマノ): photo:www.tourofturkey.org
ゴー ルまで40kmを残してタイム差は3分52秒、20kmで2分40秒、15kmで1分58秒、10kmで1分30秒。協力して逃げ続けるウィルマンとケル ヌを、チームHTC・コロンビアが猛烈な勢いで追い上げる。ラスト5kmでタイム差43秒。ラスト1kmを切ると、すぐ後方に集団が迫った。
諦めずにアタックしたケルヌが独走に持ち込み、メイン集団からはリーダージャージのヴィスコンティがロングスパートを仕掛けてケルヌに合流。しかしヴィス コンティは徐々に失速し、スプリントで先行したマヌエル・ベレッティ(イタリア、コルナゴ・CSFイノックス)の後方から飛び出したグライペルが先頭に。 力強いスプリントを見せたポイント賞ジャージの大男が、この日も先頭でゴールを駆け抜けた。

懸命に逃げ続けるフレデリク・ウィルマン(ノル ウェー、スキル・シマノ)とクリストフ・ケルヌ(フランス、コフィディス): photo:Cor Vos
グ ライペルは今大会ステージ4勝目。スプリント勝負では敵無しの強さを見せている。しかもこの日はライバルスプリンターたちが山岳で苦戦する中、遅れながら もペース走で集団に復帰する粘り強さを見せた。
今シーズン10勝目を飾ったグライペル。チームに帯同しているヤン・シャフラート監督も、グライペルの走りに驚いている様子だ。「正直言うと、今日は前半 に山岳が設定されていたから、集団スプリントに持ち込まれるとは思っていなかった。最後は我々の働きで何とか逃げを吸収。チーム全体が、特に若い選手たち の働きが素晴らしかった」。

ステージ 4勝目を飾ったアンドレ・グライペル(ドイツ、チームHTC・コロンビア): photo:www.tourofturkey.org
土 井はメイン集団内の19位でゴール。山岳で遅れないばかりか、自ら動く積極的な走りで総合6位をキープしている。
土井は自身のブログの中で「今日もアタック!総合6位なのにアタック!またユキが逃げてるの?って集団ではみんなの笑いものだよ。1級山岳でのモンクティ エのアタックは強烈だった。彼のスピードは何なんだろう??アタックについていってからは、心臓が胸を突き破って出てくるんじゃないかっていうぐらい追い 込んだ。あと2日だ。流石に疲れてる…。(総合6位を)守れるかな…。」とコメントしている。
ツアー・オブ・ターキーは残り2ステージ。翌第7ステージはゴール80km手前に2級山岳が設定された今大会最後の山岳ステージだ。
レース展開はレース公式サイト、ならびにストリーミング映像より。
ツアー・オブ・ターキー2010第6ステージ
1位 アンドレ・グライペル(ドイツ、チームHTC・コロンビア) 5h01'22"
2位 ダヴィデ・チモライ(イタリア、リクイガス)
3位 マヌエル・ベレッティ(イタリア、コルナゴ・CSFイノックス)
4位 ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ISD・ネーリ)
5位 レネ・ハーゼルバッハー(オーストリア、フォアアールベルク・コラテック)
6位 オスカル・ガット(イタリア、ISD・ネーリ)
7位 アダム・シニコ(ポーランド、CCCポルサット・ポルコウィチェ)
8位 ジャイロ・エルメティ(イタリア、デローザ・スタックプラスチック)
9位 ユベール・シュワブ(スイス、フォアアールベルク・コラテック)
10位 カーレ・クリット(エストニア、コフィディス)
19位 土井雪広(日本、スキル・シマノ)
個人総合成績
1位 ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ISD・ネーリ) 26h08'30"
2位 タジェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、チームHTC・コロンビア) +16"
3位 ダヴィ・モンクティエ(フランス、コフィディス) +27"
4位 ジャンパオロ・ケウラ(イタリア、フットオン・セルヴェット) +48"
5位 クリスティアーノ・サレルノ(イタリア、デローザ・スタックプラスチック) +1'42"
6位 土井雪広(日本、スキル・シマノ) +2'46"
7位 オスカル・ガット(イタリア、ISD・ネーリ) +3'42"
8位 アンドレ・グライペル(ドイツ、チームHTC・コロンビア) +4'20"
9位 レミ・ポリオル(フランス、コフィディス) +4'59"
10位 クリストフ・ケルヌ(フランス、コフィディス) +5'07"
ポイント賞
1位 アンドレ・グライペル(ドイツ、チームHTC・コロンビア) 53pts
22位 土井雪広(日本、スキル・シマノ) 12pts
山岳賞
1位 レミ・ポリオル(フランス、コフィディス) 21pts
4位 土井雪広(日本、スキル・シマノ) 10pts
チーム総合成績
ISD・ネーリ
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos



















