シマノレーシング ツール・ド・台湾 現地レポート 第5ステージ
2010年3月19日 Web Staff
◆ツール・ド・台湾 第5ステージ Miao-Li
Miaoli County 〜 Miaoli Arene 157km
本日のステージは、今大会最も標高の高い山越えが含まれてい
るハードなコースであった。カテゴリー1級の山岳ポイントが後
半に2つ あり、充分にレースの流れを変える難易度の高いもの
であると予想された。
ういうコース設定だと、チームは2通りの作戦を考えるものだ。
まず1つは、まともにこの勝負所を待って、力勝負を掛けるチー
ム。も う1つは、先手を取り、平坦区間からスパートをして、山岳
の前にタイム差を稼いでおく、というものだ。
我がチームとしては、総合上位に居 る鈴木譲選手と野寺選手を中
心に、前者の方で勝負し、少人数でゴールに目指すことで目標に
作戦を組み立てた。
実際レースの方は、 序盤から後者の選択をするチームが激しく動
いた。しかし総合首位チームであるGiantが、危険だと判断な選手
入った動きに対しては、こ とごとく潰しに掛かった。
その後、総合上位外の3人が集団から飛び出しに成功するが、標
高470mの最初の上りの入り口で吸収され、再び 集団は一体化しふ
りだしに戻った。
ここからは、前者の選択をしたチームが激しく動き始めた。香港チ
ームらがその典型で、集団のス ピードを上げに掛かった。これに
より一気に脱落者が発生、集団の人数は約50名の半分に減る。さら
に2つ目の峠でも篩いに掛かる。
シ マノレーシングは、序盤に飯野選手は脱落したものの、他の4人
は、集団のまま峠を越え、この後の勝負に備えることになる。
「速いとは感じ なかったが、自分からアタックを仕掛けるほど余力
は無かった」と譲選手が言うように、香港が2度に渡り仕掛けたエ
スケープに反応はできな かたようだ。
その総合上位の2人のエスケープは、現在総合首位のマッキャン(Gi
ant)を脅かす形となった。しかしチームメイトの働き やゴール勝負
に持ち込みたい日本ナショナルチームの動きもあり、結局ゴール前
には2人は吸収されてしまった。
ここからは、我が チームとしても真理選手を中心にゴール勝負のフォ
ーメーションを組んだ。野寺、村上が真理選手のポジションを引き上
げ、絶好のポジション でラストスパートに入る。
「ポーランドのCCCチームが作るペースが緩んだ隙に、Downing(優勝者)
が一瞬速くスパートした」と真 理選手が言うように、すぐに反応し追い
込みは見せたものの、届かず惜しくも3位という結果に留まった。
しかし、本日も優勝を意識する戦い がチーム全体で、作れたことは大き
な成果となっただろう。
明日も激しい山岳ステージが待っている。チーム一丸となって、ぜひ勝
利 を目指して頑張りたい。
チーム のアシストを受けてスプリント勝負にのぞんだが、3位という惜 しくも優勝を逃した。
(左が鈴木真理、中が2位の宮澤選手、右が優勝したDowning)
気温の 上がるレース中、飲料の補給をサポートカーに取りに来る飯野選手。
こういったことも重要な役割となる。
本日 は、台湾の学生達の応援が目立った。台湾では、自転車は人気ス ポーツのようだ。



















