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Paris-Tours

2009年10月12日 Web Staff

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[上:昨年に引き続いて長距離に逃げに挑んだフィーラースがレースをリードする]
[下:トップスプリンター2人を力でねじ伏せたジルベールが大会2連覇を飾った]
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

10/11(日)に、[Paris-Tours]が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら[http://www.letour.fr/indexPAT_fr.html]

10月11日(日)に、UCI-1.HCの[Paris-Tours]が開催されました。

このレースに、スキル・シマノから以下の8名がエントリー。

191 HIVERT Jonathan
192 BEPPU Fumiyuki
193 CURVERS Roy
194 DE KORT Koen
195 HUPOND Thierry
196 TIMMER Albert
197 VEELERS Tom
198 WAGNER Robert
※出場チーム=25チーム

UCI1.HCのワンデーレース「第100回 Paris-Tours」がフランスで開催され、ゴール前8kmに設定されている丘「コート・ド・レパン」で飛び出したフィリップ・ジルベール(サイレンス・ロット)が、共に逃げたベルギーチャンピオンのトム・ボーネン(クイックステップ)と今期ブレイク中のスプリンター、ボルト・ボジッチ(ヴァカンソレイユ)をロングスパートで抑えて、昨年に引き続いて大会2連覇を達成しました。

スキル・シマノ勢では、序盤に形成された10名の先頭集団に昨年同様トム・フィーラースが入ってレースをリードし、最後は単独でラスト7kmほどまで逃げ続けましたが惜しくも吸収。代わって、終盤の激しい攻防で生き残ったジョナタン・イヴェールが上位を狙いにいきましたが、11位というリザルトに終わっています。

◆以下、[cyclowired.jp]のレポートです。
113年の長い歴史を有するパリ〜トゥール。スプリンター向きと言われる平坦コースで、フィリップ・ジルベール(ベルギー、サイレンス・ロット)が再び逃げた!

シーズン終盤、フランスのパリ近郊で開催されるパリ〜トゥールは、1896年に第1回大会が開催された世界屈指の歴史あるワンディクラシック。

プロツアーを離脱した昨年からジャパンカップなどと同じHC(超級)レースとして開催されているが、ヨーロッパでの位置づけは依然として高い。主催はツール・ド・フランスと同じASO(アモリー・スポーツ・オルガニザシオン)だ。

数あるワンディクラシックの中でかなりフラットな部類に入る230kmのコース。レースは20km地点でマルティン・エルミガー(スイス、アージェードゥーゼル)やラスロ・ボドロギ(フランス、カチューシャ)、トム・フィーラース(オランダ、スキル・シマノ)を含む10名の逃げが決まった。

タイム差は最大で7分15秒まで広がり、やがて有力選手擁するガーミンやクイックステップ、サイレンス・ロットが集団コントロールを開始。平坦ながら曲がりくねったコースは落車を誘発し、今シーズンすでに20勝を飾っていた優勝候補の一角アンドレ・グライペル(ドイツ、チームコロンビア・HTC)が落車でリタイアした。

ゴール27kmに登場するクロシュ峠の上りでレースは活性化し、先頭ではジョナタン・ティレ(フランス、アウベール93)のアタックによって6名に縮小。30秒後方のメイン集団ではサイレンス・ロット勢がカウンターアタックを仕掛け、別府史之(日本、スキル・シマノ)が反応して追走グループを形成する場面も見られた。

やがてゴール11km手前で逃げグループからフィーラースが飛び出し、独走でゴール8km手前のレパンの上りに突入。すぐ後ろまで迫っていたメイン集団ではフレフ・ファンアフェルマート(ベルギー、サイレンス・ロット)のアタックをきっかけにアタックが続発。

トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)とボルト・ボジッチ(スロベニア、ヴァカンソレイユ)、ジルベールの3名がファンアフェルマートに合流し、フィーラースを抜き去って先頭に立った。

ジルベールのために逃げのきっかけを作ったファンアフェルマートが脱落し、先頭は3名に。メイン集団はゴール6km手前で発生した落車も影響してペースが上がらず、フィリッポ・ポッツァート(イタリア、カチューシャ)が単独で飛び出して先頭トリオを追った。

脚の揃った先頭のボーネン、ボジッチ、ジルベールの3名が、後続を引き離してグラモン大通りにやってきた。後続は追いつかない。逃げ切りが決まった3名は、牽制しつつ3kmの直線路を駆け抜ける。

ラスト300mで真っ先に仕掛けたのは、スプリントの真っ向勝負ではボーネンとボジッチに敵わないジルベール。アタックとも呼べるほどの急激な加速を見せたジルベールと、追撃したボジッチの距離は開いて行く。ボーネンが慌ててスプリント体勢に入ってジルベールを追ったが、ジルベールを撃ち落とすことは出来なかった。

2年連続、先頭でグラモン大通りを駆け抜けたジルベール。長いレースの歴史の中で、大会2連覇を達成したのは過去に7名しかいない。今年ジロ・デ・イタリアでグランツール初勝利を飾ったジルベールは、直前のコッパ・サバティーニに続く今シーズン5勝目。サイレンス・ロットはエヴァンスのアルカンシェル獲得など、シーズン終盤にかけて勢いを加速させている。

「今日は逃げる選手の選び方をミスした。ボジッチやボーネンのようなスプリンターと3名で逃げ切るのは稀なケースだ」と語ったのはジルベール。「スプリントでは、ボジッチとボーネンの隙を突いてラスト300mで左端から一気に加速した。後ろを振り返ったら距離が開いていたんだ。ハードなレースではスプリント勝負でもチャンスがある。今年の5勝は、どれも長くてセレクティブなレースでのスプリント勝利だった」。

パリ〜トゥール初勝利を逃したボーネンは「ジルベールと一緒の逃げに乗れて良かったと思う。彼がレースを作り出したと言っても過言ではないと思う。走りに値する勝利だと思う」と、ジルベールの勝利を賞賛した。

ジルベールは「まだジロ・デル・ピエモンテ(10月17日)とジロ・ディ・ロンバルディア(10月17日)が残っている。野望をもってレースに挑みたいと思う」と、シーズン最後まで全力で駆け抜ける心意気を語った。

レース終盤、ラスト6kmで発生した落車で足止めを食らった新城幸也(日本、Bboxブイグテレコム)は5分01秒遅れの121位でゴール。

アタックに反応するなど好調な姿を見せた別府史之は「調子良くて前にいたけど、ラスト6kmでチェーンがBBに絡まって再帰不能に。バイク交換して再出発。 224km走ってあと6km(でレースを失った)」と自身のTwitterでコメント。フミは大活躍のシーズン最終戦を7分04秒遅れの140位で終えた。

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[コート・ド・レパンでのアタックでレースを決めた3名が表彰台に上がる]
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

◆[リザルト]
[Paris-Tours - France - 1.HC - 230km]
1 Philippe Gilbert (Bel) Silence-Lotto 5:12:23
2 Tom Boonen (Bel) Quick Step
3 Borut Bozic (Slo) Vacansoleil Pro Cycling Team 0:00:02
4 Filippo Pozzato (Ita) Team Katusha 0:00:16
5 Oscar Freire (Spa) Rabobank
6 Francesco Gavazzi (Ita) Lampre - N.G.C.
7 Gerben Löwik (Ned) Vacansoleil Pro Cycling Team
8 Pablo Lastras (Spa) Caisse d'Epargne
9 Martin Reimer (Ger) Cervelo Test Team
10 Yauheni Hutarovich (Blr) Française Des Jeux
11 Jonathan Hivert (Fra) Skil-Shimano
31 Roy Curvers (Ned) Skil-Shimano 0:01:00
40 Tom Veelers (Ned) Skil-Shimano
47 Koen De Kort (Ned) Skil-Shimano
49 Robert Wagner (Ger) Skil-Shimano
88 Thierry Hupond (Fra) Skil-Shimano 0:02:59
104 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano

121 Yukiya Arashiro (Jpn) BBox Bouygues Telecom 0:05:01
140 Fumiyuki Beppu (Jpn) Skil-Shimano 0:07:04

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