JCT#10 全日本実業団飯田ロード
2009年9月27日 Web Staff

[上:1周目から果敢に飛び出した鈴木真理選手と阿部嵩之選手が激坂区間を攻める]
[下:ツール・ド・北海道の最終ステージを彷彿させる熱い走りで阿部嵩之選手が優勝]
photo(c):Hideaki.TAKAGI/www.cyclowired.jp
9/27(日)に、JCT第10戦の[全日本実業団飯田ロード]が開催されました。
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このレースに、シマノレーシングから以下の8名がエントリー。
野寺秀徳
狩野智也
鈴木真理
飯野嘉則
畑中勇介
鈴木譲
阿部嵩之
阿部良之
※出走人数=110名
Jサイクルツアー第10戦の「全日本実業団飯田ロードレース」が、長野県飯田市の公道サーキットコース(1周11.5km)で開催され、スタート直後に飛び出したJCTリーダーの鈴木真理と若手の阿部嵩之がゴールまで逃げ切り、阿部嵩之がメジャーレース初優勝を飾りました。
また、3位にも畑中勇介が入り、シマノレーシング勢がワンツースリーフィニッシュを決めています。
JCTシリーズの中でもアップダウンが厳しく難易度の高い飯田のコースに於いて、今月中旬に行われたツール・ド・北海道の最終ステージでまさかの逆転劇を演じた2人が再び魅せてくれました!
シマノレーシング全体としても、ここへきて若手の成長が目立ってきており、今後に向けての良い材料となっています。

[3位にも畑中選手が入りシマノレーシングが表彰台を独占した]
photo:Hideaki.TAKAGI/www.cyclowired.jp
◆以下、[cyclowired.jp]のレポートです。
10周のレースで、1周目で逃げが決まった。阿部嵩之と鈴木真理(ともにシマノレーシング)の2人だ。一見無謀にも思えた早すぎる逃げ。しかし好調のこの2人、ゴールまで逃げ切ればツール・ド・北海道最終ステージの再現だ。
9月27日(日)、Jサイクルツアー第10戦、第5回全日本実業団サイクルロードレースin飯田大会が長野県飯田市で行われた。
「自転車のまち」としてすっかり定着した飯田市のこの大会も5回目。今年も沿道には多くの観客が声援を送り、選手たちはりんご畑と、今が旬のぶどう畑を横に見ながらの大会だ。
コースは上りの厳しい1周11.5kmで、下りもテクニカルなため、上り下り両方の能力が要求される。歴代優勝記録でも平均時速35kmを下回る難コースだ。昨年まで3年連続土井雪広が優勝していたがもちろん今年は出場しない。
TRクラスはここを10周115kmで競われた。
レースは1周目に決まった。スタート後こそ各チームのアタック合戦だったが、本格的な上りにかかって阿部嵩之がアタック、それをきっかけに20人ほどが先行、さらにピークを越えて阿部と鈴木が抜け出す。2人と集団との差は10秒ほどから2周目に入って30秒差に。しばらくは目に見える範囲だったが、4周目には2分差に拡大。逃げは決まった。
逃げる2人は快調に飛ばす。上りは鈴木がペースを作り、下りは阿部が攻める。平地はローテーションする。2人とも深いクラウチングで、はるか先のゴールまで逃げ切る意思を感じさせる。
メイン集団はシマノがコントロールする。その差は最大で4分にまで広がる。一方で他チームも黙ってはいない。愛三勢を中心にペースアップを図ろうとするがシマノ勢がしっかりとチェックに入る。
ラスト3周に入り、愛三に加えてブリッツェン、ニッポらも加勢してようやくその差は1周で30秒から1分を縮めていく。ニッポは佐野、真鍋が主にその役を担う。しかしその差はラスト2周で2分強。一気にペースアップしたと言えど届きにくいタイム差。たとえ追いつめてもシマノは第2の攻撃ができる。ワン・ツーどころかそれ以上をシマノに占められてしまうため他チームは攻撃しにくい。
最終周回でその差は1分半からついに頂上では1分を切る。しかしあとは下り、阿部の得意とする場面だ。結局、この2人は110km近くを逃げ続けて阿部・鈴木の順でワン・ツーゴール。42秒遅れの3位争いは畑中勇介(シマノレーシング)が制してシマノが表彰台を独占した。
今のシマノはチーム全体が強い。そしてその中心は鈴木と阿部嵩之。この2人に逃げられたら、序盤と言えどもレースは決まったも同然。
特に光ったのは阿部の走り。他を引き連れない鋭いアタックを連発、さらに際立つ独走力で逃げを成功させた。先の全日本実業団加東ではアタックを連発、ツール・ド・北海道では特に最終日のモエレ沼で爆発。総合優勝の宮澤崇史まであと5秒差まで追い詰めた原動力だ。メジャーチーム入り初年度でいきなり大きな1勝。自身にとってもメジャーレース初優勝だが、これはまだまだ序の口にすぎない。
◆TR[リザルト]
[全日本実業団飯田ロード - 長野県飯田市 - TR - JCT#10 - 115.0km]
1位 阿部嵩之(シマノレーシング)3時間24分16秒(AVS33.77km/h)
2位 鈴木真理(シマノレーシング)
3位 畑中勇介(シマノレーシング)+42秒
4位 佐野淳哉(TEAM NIPPO-COLNAGO)+43秒
5位 野寺秀徳(シマノレーシング)
6位 鎌田圭介(パールイズミ・スミタ・ラバネロ)
7位 飯野嘉則(シマノレーシング)+46秒
8位 鈴木謙一(愛三工業レーシングチーム)+47秒
9位 武末真和(オッティモ・ホル元)+49秒
10位 狩野智也(シマノレーシング)+50秒
◆Jサイクルツアー個人ランキング
1位 鈴木真理(シマノレーシング)
◆Jサイクルツアーチームランキング
1位 シマノレーシング




















