Tour de France #4
2009年7月 8日 Web Staff
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[上:美しい隊列を組んでゴールを目指すスキル・シマノ勢だが最下位に沈む]
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com
[下:満を持して最高の走りをみせたアスタナが圧倒的なタイムで勝利を掴んだ]
photo(c):Yuzuru Sunada/www.yuzurusunada.com
7/7(火)に、[第4ステージ]が行われました。
◆大会公式WEBサイトはこちら[http://www.letour.fr/]
7月4日〜26日の23日間に渡って、
UCI「HIS」のステージレース、「Tour de France」が開催されます。
このレースに、スキル・シマノから以下の9名がエントリー。
191 Cycril Lemoine (Fra)
192 Fumiyuki Beppu (Jpn)
193 Koen de Kort (Ned)
194 Simon Geschke (Ger)
195 Jonathan Hivert (Fra)
196 Thierry Huppond (Fra)
197 Piet Rooijakkers (Ned)
198 Albert Timmer (Ned)
199 Kenny Robert van Hummel (Ned)
※参加チーム=20チーム
ツール・ド・フランスの第4ステージ「チームタイムトライアル」がモンペリエで行われ、ここまで落ち着いたレース展開をみせていた優勝候補のアスタナが、ライバルのサクソバンクに40秒の大差をつけてステージを制しました。
この結果、アームストロング(アスタナ)が総合でカンチェラーラ(サクソバンク)と同タイムの2位に上がり、優勝候補最右翼のコンタドール(アスタナ)も、多くのライバル勢に差をつけて早くも総合3位に浮上しました。
スキル・シマノ勢は、クラッシュなどのトラブルの影響もあり、トップのアスタナから遅れること5分23秒の最下位でゴール。ツール・ド・フランスの厳しい洗礼を受ける形となりました。
個人総合では、昨日まで総合28位につけていたウポンが一気に137位にまで順位を下げ、第3ステージで得た貯金を一気に吹き飛ばす結果となっています。

◆以下、今西監督のレポートです。
本日行われたチームタイムトライアル*で、スキル・シマノは、転倒の不運もあり、20チーム中の20位という結果に終わってしまった。
モンペリエの町をスタートゴールにした今日のコースは、所々に、道幅の狭い道路や、きついコーナーが点在していて、非常に難しい設定となっていた。
スキル・シマノチームは、約半分の距離をこなしていた頃、先頭の選手がコーナーをうまく回りきれず、それの影響で後ろを走っていたピットを始めとして、次々と地面に叩きつけられた。
これによりピットが左の手首付近を複雑骨折、すぐに病院に運ばれ、彼のツール・ド・フランスはここで終わってしまった。
そこから、残る選手ですぐにフォーメーションを立て直し、ゴールへ向かったが、タイムロスが大きく、優勝したASTANAから約5分遅れのゴールとなった。
(数チームが同じく転倒により、タイムロスをしたようだ)
総合力で期待されていたピットを、早々のステージで失ってしまい、明日からは8人で戦わなければならないが、チームワークを崩さず残るステージを戦ってもらいたい。
(順位)
1位 アスタナ(カザフスタン) 46分25秒
2位 ガーミン(アメリカ) 46分47秒
3位 サソクソーバンク(デンマーク)47分09秒
20位 スキル・シマノ(オランダ) 51分52秒
*チーム毎にスタートし、決められた距離をいかに速く走るかを競う競技。

[チームタイムトライアルのスタート]
Photo by スキルシマノ今西尚志
◆以下、[cyclowired.jp]のレポートです。
4年を経てなおランス・アームストロング(アメリカ)の力は健在だ。ツール・ド・フランス第4ステージのチームタイムトライアルは、アームストロング率いるアスタナの勝利で幕を閉じた。マイヨジョーヌはファビアン・カンチェラーラ(スイス、サクソバンク)が0.22秒差で死守している。
2005年以来4年ぶりにツールに復活したチームタイムトライアル(以下チームTT)が、南フランスの学園都市モンペリエで開催された。
市中心部を発着するコースは一見難易度の低い周回コースだが、実際には、地図や高低図に現れない細かなカーブやアップダウンが連続する。テクニカルな上に、この日は風が吹き付けた。
レースは序盤から落車やパンク、機材トラブルが多発する展開。序盤スタートのデニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク)の落車を皮切りに、ランプレやサイレンス・ロット、ミルラムの選手が次々と落車してしまう。
日本人選手が所属する2チームもこの難コースで苦戦。新城幸也擁するBboxブイグテレコムは、コース中盤の右コーナーにオーバースピードで突っ込み、4名が落車。新城幸也は持ち前のバイクコントロールでこれを避けたが、チームは機材トラブルも重なって大きくタイムを失うことに。
別府史之擁するスキル・シマノも、同地点で落車が発生。激しく落車したピエト・ローイヤッケル(オランダ)はここでリタイア。ペースを取り戻せなかったスキル・シマノは、トップから5分23秒遅れでゴールした。スキル・シマノは前日貯金したリードを使い果たすどころか、総合成績で大きく後退してしまった。
開幕前からチームTTの優勝候補に挙げられていたのは、ガーミン、サクソバンク、チームコロンビア・HTC、そしてアスタナ。総合成績下位のチームから出走するため、これらの有力チームは後半スタートだ。
まずトップタイムで飛び込んできたのは、レースの折り返し地点ですでに5名に絞られていたガーミン。スプリンター系の選手を切り離し、TTスペシャリスト5名でゴールまで走りきったガーミンが、それまで暫定トップを維持していたリクイガスを大きく上回ってトップに。
マイヨジョーヌのカンチェラーラ擁するサクソバンクも好走したが、ガーミンには22秒届かず。チームコロンビア・HTCは、前日の疲れの影響かは定かではないが、本来の力を発揮できずにガーミンから41秒遅れ。早々に千切れると予想されたマイヨヴェールのマーク・カヴェンディッシュ(イギリス)は最後まで隊列に残った。
そして最終走者はアスタナだ。強力なオールラウンダー4名を揃えるアスタナは、3つの中間計測ポイント全てでガーミンを上回るタイムを連発。大きなトラブルを抱えることなく、6名でゴールに飛び込んだ。当然のようにタイム計時はトップタイムを表示。アスタナがライバルチームを圧倒した。
第3ステージ終了時、総合1位カンチェラーラと総合2位アームストロングの総合タイム差は40秒。第3計測ポイント(30.7km地点)でアスタナはサクソバンクを41秒上回っていたが、サクソバンクの最後の追い込みによって両チームはタイム差40秒でフィニッシュ。総合同タイムでカンチェラーラとアームストロングが並んだ。
アームストロング4年ぶりのマイヨジョーヌも囁かれたが、0.22秒差でカンチェラーラが総合トップの座を守り抜いた。カンチェラーラは「スイス時計の正確さには定評がある」と、安堵の表情を浮かべながらレース後にコメント。表彰台では「僅差だった」と指でアピールした。
アスタナやガーミン、サクソバンク、リクイガス、そしてチームコロンビア・HTCが順当に総合成績でリードを広げた。その一方で、早々にチームメイトを失ったカデル・エヴァンス(オーストラリア、サイレンス・ロット)は苦戦を強いられ、ステージ13位でフィニッシュ。アスタナから実に2分35秒、サクソバンクから1分55秒のタイムを失ってしまった。メンショフもアスタナから2分20秒遅れ。このタイムロスは後々大きく響いてきそうだ。
◆第4ステージ[リザルト]
[Tour de France - France - HIS - Montpellier-Montpellier (TTT) 39km]
1 Astana 0:46:29
2 Garmin - Slipstream 0:00:18
3 Team Saxo Bank 0:00:40
4 Liquigas 0:00:58
5 Team Columbia-HTC 0:00:59
6 Team Katusha 0:01:23
7 Caisse d'Epargne 0:01:29
8 Cervelo Test Team 0:01:38
9 AG2R-La Mondiale 0:01:49
10 Euskaltel - Euskadi 0:02:10
11 Rabobank 0:02:21
12 Quick Step 0:02:26
13 Silence - Lotto 0:02:36
14 Francaise Des Jeux 0:02:46
15 Team Milram 0:02:49
16 Cofidis Le Credit en Ligne 0:02:59
17 Lampre - N.G.C 0:03:25
18 Agritubel 0:04:18
19 BBox Bouygues Telecom 0:04:42
20 Skil-Shimano 0:05:23
◆個人総合第4ステージ終了時[リザルト]
1 Fabian Cancellara (Swi) Team Saxo Bank 10:38:07
2 Lance Armstrong (USA) Astana
3 Alberto Contador Velasco (Spa) Astana 0:00:19
4 Andreas Klöden (Ger) Astana 0:00:23
5 Levi Leipheimer (USA) Astana 0:00:31
6 Bradley Wiggins (GBr) Garmin - Slipstream 0:00:38
7 Haimar Zubeldia Aguirre (Spa) Astana 0:00:51
8 Tony Martin (Ger) Team Columbia - HTC 0:00:52
9 David Zabriskie (USA) Garmin - Slipstream 0:01:06
10 David Millar (GBr) Garmin - Slipstream 0:01:07
137 Thierry Huppond (Fra) Skil-Shimano 0:06:33
140 Cyril Lemoine (Fra) Skil-Shimano 0:06:47
142 Yukiya Arashiro (Jpn) BBOX Bouygues Telecom 0:06:49
146 Koen de Kort (Ned) Skil-Shimano 0:07:07
152 Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano 0:07:25
153 Simon Geschke (Ger) Skil-Shimano 0:07:26
155 Jonathan Hivert (Fra) Skil-Shimano 0:07:29
156 Fumiyuki Beppu (Jpn) Skil-Shimano 0:07:35
162 Kenny Robert van Hummel (Ned) Skil-Shimano 0:08:48
174 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano 0:11:09
















