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Tour de France #21

2009年7月27日 Web Staff

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[上:"聖地"シャンゼリゼで逃げを決めて敢闘賞を獲得した別府選手!]
[下:今大会6勝目を念願のシャンゼリゼステージで獲得したカヴェンディッシュ]
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com

7/26(日)に、[最終第21ステージ]が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら[http://www.letour.fr/]

7月4日〜26日の23日間に渡って、
UCI「HIS」のステージレース、「Tour de France」が開催されます。

このレースに、スキル・シマノから以下の9名がエントリー。

191 Cycril Lemoine (Fra)
192 Fumiyuki Beppu (Jpn)
193 Koen de Kort (Ned)
194 Simon Geschke (Ger)
195 Jonathan Hivert (Fra)
196 Thierry Huppond (Fra)
197 Piet Rooijakkers (Ned)
198 Albert Timmer (Ned)
199 Kenny Robert van Hummel (Ned)
※参加チーム=20チーム

ツール・ド・フランスの最終第21ステージが「モントロフォール・ヨンヌ」から「パリ・シャンセリーゼ」までの164kmで行われ、レース序盤はお馴染みの凱旋パレードで和やかな雰囲気でレースは進み、シャンゼリゼの周回コースに入ってすぐに別府選手を含む7名がアタックを決めてレースをリード。その後、チームコロンビアがメイン集団をコントロールしてラスト1周で逃げグループを捕らえて、最後は無敵のカヴェンディッシュが今大会6勝目となる完璧なスプリントをみせて有終の美を飾りました。

総合争いはもちろん大きな変動はなく、アルベルト・コンタドール(アスタナ)が、自身2度目の個人総合優勝を手中に収めました。総合2位は、アンディ・シュレク(サクソバンク)で、同時に新人賞も獲得。そして総合3位は、4年ぶりの復帰を果たしたランス・アームストロングとなっています。

スキル・シマノ勢では、なんと言っても別府選手の活躍が光り、ロードレーサーにとって"聖地"と言っていいパリ・シャンゼリゼで逃げを決め、その後も果敢にローテーションに加わり続けて、ラスト1周で最後の3人になるまで耐えてなんと敢闘賞を獲得!!!夢の舞台で、最後に夢の様な快挙を演じてくれました。

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[上:スキル・シマノは2名のリタイヤを出したが7名でパリに辿り着いたのは立派!]
[下:別府選手が"バニーホップ"でシャンゼリゼに集まった観客を沸かす]
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com


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◆以下、今西監督のレポートです。

2009-07-26「Tour de France 第21ステージレポート」
平坦ステージ モントロフォール・ヨンヌ〜パリ・シャンセリーゼ 164km

別府がシャンゼリゼで逃げ、敢闘賞獲得の快挙!

本日のパリ・シャンゼリゼのツール・ド・フランスのフィナーレを飾る最終ステージで、別府が先頭集団で逃げ、それによりなんと「敢闘賞」を獲得!

またもや我々の期待以上の動きを見せてくれた別府に、シャンゼリゼの観客は魅了され、特に日本人にとっては、大興奮のまま、「ツール」の終焉を迎えた形となった。

レースは、パリ郊外のモントロをスタートし、パリの中心であるシャンゼリゼ大通りを目指すコース。

そこから凱旋門、コンコルド広場、チュイルリー庭園などを含む特設サーキットに入り8周回して、最後はシャンゼリゼ上でゴールする最も華やかなステージであった。

別府は、シャンゼリゼの周回に入り、7人で集団を飛び出した。

タイム差は約20〜30秒の間で逃げ続けた。

しかしラスト周回、絶対的なスプリントを持つマーク・カベンディッシュ(イギリス)を擁するコロンビアチームが集団を牽引し、別府らは集団に飲み込まれてしまう。

そして最後は大集団でのスプリント争いとなり、下馬評通りカベンディッシュが圧倒的な勝ち方で、ツールは幕を閉じた。

途中、積極果敢な攻めで逃げ続けた別府には、「敢闘賞」が贈られ、チームとしてはチェリーニ続く2人目の獲得となった。

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[凱旋門へ向けて走るチームカー]
Photo by スキルシマノ今西尚志

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[最終ステージのシャンゼリゼを逃げる別府選手]
Photo by Hiroshi Miyamamoto

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[パリを颯爽と走るプロトン]
Photo by Hiroshi Miyamoto

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[別府選手と共に完走し、大いに日本を盛り上げてくれた新城幸也選手(Bboxブイグテレコム)]
Photo by Hiroshi Miyamoto

◆以下、[cyclowired.jp]のレポートです。

第96回ツール・ド・フランスは、パリ・シャンゼリゼで逃げた別府史之(日本、スキル・シマノ)が敢闘賞を獲得する大健闘で幕を閉じた。ステージ優勝はマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、チームコロンビア・HTC)。アルベルト・コンタドール(スペイン、アスタナ)が2度目の総合優勝に輝いた。

パリ・シャンゼリゼ通りに帰着するツール第21ステージは、例年通り、グランツールの最終日特有の和やかな雰囲気のスタートを切った。3週間闘い抜いた選手たちが、それぞれの健闘を讃えながらパリに向かって走るのが恒例だ。

選手たちは快晴のパリ郊外を平均35km/hに満たないスピードで駆け抜け、コンタドールを総合優勝に導いたアスタナチームは恒例のシャンパングラスで乾杯。グランツール最終日は優勝チームの凱旋レース的な要素が強く、パリ市内が近づくとアスタナが集団先頭に陣取った。

ツールの締めくくりは、シャンゼリゼ通り〜コンコルド広場〜テュイルリー庭園を通る6.5kmの特設コースを8周(52km)。この周回コース突入前のアタックは御法度で、マイヨジョーヌチームを先頭に、大歓声に包まれたシャンゼリゼ通りへ。1周目、実質的なレーススタートとともに、早速レースは動いた。

アスタナが牽引するメイン集団から我先に飛び出したのはシルヴァン・カルザッティ(フランス、アグリチュベル)。このアタックによってスピードが上がった集団から、続いて意を決した別府史之が飛び出した。

シャンゼリゼ通りで、凱旋門に向かって飛び出した別府史之。この動きにサミュエル・ドゥムラン(フランス、コフィディス)やカルロス・バレード(スペイン、クイックステップ)ら6名が合流し、早速7名の先頭グループが形成。メイン集団はこの7名を先行させることでレースの沈静化を図った。

協力して逃げる7名の先頭グループはメイン集団を最大35秒引き離したが、スプリント狙いのチームコロンビア・HTCがメイン集団を牽引してタイム差をコントロール。別府史之は1つ目のスプリントポイントを2番手で通過し、積極的に先頭グループを引いて逃げた。

しかし30秒で推移していたタイム差は、ゴールまで20kmを切ると縮小を開始。ゴールまで1周半を残して先頭グループから別府史之ら3名が飛び出して諦めずに逃げ続けたが、最終周回突入後しばらくして吸収。力を出し尽くした別府史之は、ゴール5km手前で集団に飲み込まれた。

最後の集団スプリントに向け、チームコロンビア・HTCとガーミンの2チームが先頭を競り合うカタチでゴールへ。先行したガーミンからフラムルージュ(ラスト1km)でジョージ・ヒンカピー(アメリカ)が牽くコロンビアトレインが主導権を奪い、マーク・レンショー(オーストラリア)がカヴェンディッシュを連れ出して最終コーナーをクリア。

このコーナリングが勝敗を分け、レンショーとカヴェンディッシュがライバルチームを引き離して最終ストレートでスプリント体勢に。タイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン)やゲラルド・チオレック(ドイツ、ミルラム)の追い上げは届かず、猛烈な勢いで突き進んだカヴェンディッシュが先頭でゴール。レンショーが2位に入り、ワンツー勝利を飾った。

カヴェンディッシュは圧巻のステージ6勝。スプリントでは負け無しの強さを見せたカヴェンディッシュと、山岳ステージでもポイントを稼いだトル・フースホフト(ノルウェー、サーヴェロ)。マイヨヴェール争いは10ポイント差でフースホフトに軍配が上がった。

そしてコンタドールの総合優勝が決定。下馬評通り、コンタドールは安定した走りで自身2度目の総合優勝を掴み取った。現役復帰のランス・アームストロング(アメリカ、アスタナ)も総合3位に入り、アスタナが表彰台に2人を送り込むことに成功。ツールの未来を担うアンディ・シュレク(ルクセンブルク、サクソバンク)は総合2位に入り、マイヨブランを獲得した。

マイヨブラン・ア・ポワ・ルージュはフランコ・ペッリツォッティ(イタリア、リクイガス)が獲得。山岳ステージでポイントを狙ってアタックを繰り返したペッリツォッティは総合敢闘賞に輝いている。

日本勢は新城幸也(Bboxブイグテレコム)が20位でフィニッシュ。残り5kmまで逃げ続けた別府史之は力尽きて集団から脱落し、27秒遅れの134位でレースを終えている。粘り強く逃げた別府史之は第21ステージ敢闘賞に輝いた。

日本人選手2人は完走するどころか、逃げをうち、集団スプリントで上位に絡み、そして敢闘賞を獲得した。フランス国内の注目度も高く、レース中盤までフミ&ユキヤの日本人コンビの姿を何度も国際映像が大映しに。3週間に渡る2人の挑戦は、成功のうちに幕を閉じた。

◆第21ステージ[リザルト]
[Tour de France - FRA - HIS - Montereau Fault Yonne-Paris 164km]
1 Mark Cavendish (GBr) Team Columbia - HTC 4:02:18
2 Mark Renshaw (Aus) Team Columbia - HTC
3 Tyler Farrar (USA) Garmin - Slipstream
4 Gerald Ciolek (Ger) Team Milram
5 Yauheni Hutarovich (Blr) Française des Jeux
6 Thor Hushovd (Nor) Cervelo Test Team
7 Jose Joaquin Rojas Gil (Spa) Caisse d'Epargne
8 Marco Bandiera (Ita) Lampre - NGC
9 Daniele Bennati (Ita) Liquigas
10 William Bonnet (Fra) BBOX Bouygues Telecom
14 Cycril Lemoine (Fra) Skil-Shimano
20 Yukiya Arashiro (Jpn) BBOX Bouygues Telecom
70 Koen de Kort (Ned) Skil-Shimano
84 Simon Geschke (Ger) Skil-Shimano
112 Thierry Huppond (Fra) Skil-Shimano
113 Jonathan Hivert (Fra) Skil-Shimano
134 Fumiyuki Beppu (Jpn) Skil-Shimano 0:00:27
151 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano 0:00:49

◆個人総合時間[リザルト]
1 Alberto Contador Velasco (Spa) Astana 85:48:35
2 Andy Schleck (Lux) Team Saxo Bank 0:04:11
3 Lance Armstrong (USA) Astana 0:05:24
4 Bradley Wiggins (GBr) Garmin - Slipstream 0:06:01
5 Fränk Schleck (Lux) Team Saxo Bank 0:06:04
6 Andreas Klöden (Ger) Astana 0:06:42
7 Vincenzo Nibali (Ita) Liquigas 0:07:35
8 Christian Vande Velde (USA) Garmin - Slipstream 0:12:04
9 Roman Kreuziger (Cze) Liquigas 0:14:16
10 Christophe Le Mevel (Fra) Française des Jeux 0:14:25
90 Thierry Huppond (Fra) Skil-Shimano 2:22:58
111 Koen de Kort (Ned) Skil-Shimano 2:53:25
112 Fumiyuki Beppu (Jpn) Skil-Shimano 2:55:21
113 Simon Geschke (Ger) Skil-Shimano 2:55:28

129 Yukiya Arashiro (Jpn) BBOX Bouygues Telecom 3:16:44
130 Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano 3:16:50
144 Cycril Lemoine (Fra) Skil-Shimano 3:36:14
154 Jonathan Hivert (Fra) Skil-Shimano 3:49:39

◆個人総合ポイント[リザルト]
1 Thor Hushovd (Nor) Cervelo Test Team 280 pts
2 Mark Cavendish (GBr) Team Columbia - HTC 270
3 Gerald Ciolek (Ger) Team Milram 172
4 Jose Joaquin Rojas Gil (Spa) Caisse d'Epargne 145
5 Tyler Farrar (USA) Garmin - Slipstream 136
6 Nicolas Roche (Irl) AG2R La Mondiale 122

◆個人総合山岳[リザルト]
1 Franco Pellizotti (Ita) Liquigas 210 pts
2 Egoi Martinez De Esteban (Spa) Euskaltel - Euskadi 135
3 Alberto Contador Velasco (Spa) Astana 126
4 Andy Schleck (Lux) Team Saxo Bank 111
5 Pierrick Fedrigo (Fra) BBOX Bouygues Telecom 99
6 Christophe Kern (Fra) Cofidis, Le Credit en Ligne 89

◆新人賞[リザルト]
1 Andy Schleck (Lux) Team Saxo Bank 85:52:46
2 Vincenzo Nibali (Ita) Liquigas 0:03:24
3 Roman Kreuziger (Cze) Liquigas 0:10:05
4 Pierre Rolland (Fra) BBOX Bouygues Telecom 0:33:33
5 Nicolas Roche (Irl) AG2R La Mondiale 0:34:09
6 Brice Feillu (Fra) Agritubel 0:37:03

◆団体総合時間[リザルト]
1 Astana 256:02:58
2 Garmin - Slipstream 0:22:35
3 Team Saxo Bank 0:28:34
4 AG2R La Mondiale 0:31:47
5 Liquigas 0:43:31
6 Euskaltel - Euskadi 0:58:05

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