JCT #3 実業団栂池個人T.T.
2009年6月15日 Web Staff

[午前の予選レースで集団の先頭に立ちペースをつくる狩野選手]
photo:Hideaki.TAKAGI/www.cyclowired.jp
6/14(日)に、JCT第3戦の[実業団栂池個人T.T.]が開催されました。
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このレースに、シマノレーシングから以下の5名がエントリー。
狩野智也
鈴木真理
野寺秀徳
飯野嘉則
鈴木譲
※出走人数227名
◆以下、[cyclowired.jp]のレポートです。
Jサイクルツアー第3戦、つがいけ個人TTが6月14日(日)、長野県小谷村で行われ狩野智也(シマノレーシング)が総合優勝した。昨年から数えて三度目の長沼隆行(UTSUNOMIYA BLITZEN)との山岳王頂上決戦は、1本目コースレコードを出した狩野にみたび軍配が上がった。対する長沼は2本目トップタイムの意地を見せた。
1本目の予選は3組のマスドスタート方式、2本目は上位者による個人TTで、その合計タイムで競う方式のつがいけ。その1本目第1組のトップでゴールした狩野が48分22秒というコースレコードを出した。毎年トップのタイムは50分台がほとんどのこのレース。今までの記録は1998年ステファン・ブリーの48分39秒。これを11年ぶりに塗り替える大記録で、狩野はライバル達に先制攻撃を仕掛けた。
予選は17.1km、標高差1200mで最初の2kmほどは10%ほどで、いったん平坦になりその後は7、8%の勾配が続くコース。このレースのみ実業団登録男子はTR・BR-1・ERの全クラスを無作為に3組に分けて予選を走る。そして3組全員のタイム上位100人が2本目の決勝を走れる。その決勝は、予選コースの途中からスタートする11.7km、標高差875mで、各選手30秒間隔、上位は1分間隔でスタートする。この2本の合計タイムで総合順位が出される。なお、今年の100位のタイムは58分18秒。ここ数年の平均レベルだ。
昨年は最上位だったBR-1が全員1組目でスタートする方式だったため、上位者同士のガチンコ勝負が見られた。今年は一昨年までの方式に戻ったため、組み分けによるメンバーの差がどう影響するかも注目となった。事前予想では狩野らが入る1組目が有利と見られた。
1組目は狩野と別府匠(愛三工業レーシングチーム)がペースを上げて2km地点で早々に5人へ絞る。ほか秋山尚徳(Team DARK BLUE)、森本誠(ベルダ)、伊丹健治(チームブリヂストン・アンカー)だ。伊丹はやがて集団に戻り、いっぽう先頭は5kmを過ぎて狩野の独走態勢となる。その後ろは秋山と森本、さらに別府と続く。狩野はハイペースを維持して異次元の速さでゴール、見事にコースレコードを樹立した。2位以下のタイムは、反対に序盤のオーバーペースがたたってあまり伸びなかった。

[35歳にしてこれまでのコースレコードを17秒更新した狩野選手の走り]
photo(c):SHIMANO Racing
2組目は長沼隆行(UTSUNOMIYA BLITZEN)、野寺秀徳(シマノレーシング)がペースを作り長沼先頭でゴール。野寺の後に斉藤亮(MASSA-FOCUS-OUTDOORPRODUCTS)らが続いた。3組目は才田直人(エルドラード)、鎌田圭介(パールイズミ・スミタ・ラバネロ)、鵜沢祐也(セオレーシング-TR)の3人がラスト1kmまでともに走るがゴールでは鎌田が先着。
決勝は午後スタート。100番目タイムの選手からスタート。3番目スタートの綾部勇成(愛三工業レーシングチーム)がいきなりハイスピードで先頭で上る。決勝だけのタイムはなんと6位。
やはり注目はラスト10人ほど。そのなかでも長沼はスムーズな走りでほかとは違う速さで上る。結果、その長沼が唯一34分台のトップタイム。2位タイムは30秒差で鵜沢が続いた。
総合では狩野がダントツの1位。昨年に続いてつがいけを制した。2位も昨年と同じ長沼。ただし今回は予選が違う組だったため、できれば同じ組でそのバトルを見てみたかったところだ。3位にはここ1、2年でヒルクライムトップレベルに位置する鵜沢が入った。また、昨年後半から頭角を現した自転車経験一年に満たない才田が5位に入った。ほか、秋山、森本らヒルクライム上位常連が続いた。
狩野と長沼の走りは王者決戦にふさわしい堂々たるもので、いっぽう鵜沢と才田は、これからが楽しみな走りと結果を見せた。

[約1年ぶりにルビーレッドジャージを着用してレースに挑んだ鈴木真理選手]
photo:Hideaki.TAKAGI/www.cyclowired.jp
◆TR[リザルト]
[実業団栂池個人T.T. - 栂池高原 - TR - JCT#3 - 11.7km+17.1km ]
1位 狩野智也(シマノレーシング)1h23m49s(①48m22s、③35m26s)
2位 長沼隆行(UTSUNOMIYA BLITZEN)+1m40s(④50m34s、①34m54s)
3位 鵜沢祐也(セオレーシング-TR)+1m55s(③50m19s、②35m25s)
4位 鎌田圭介(パールイズミ・スミタ・ラバネロ)+2m38s(②50m16s、⑤36m10s)
5位 才田直人(エルドラード)+2m47s(⑤50m40s、④35m55s)
6位 野寺秀徳(シマノレーシング)+3m43s(⑥50m45s、⑦36m47s)
15位 鈴木譲(シマノレーシング)+7m10s
17位 鈴木真理(シマノレーシング)+7m19s
24位 飯野嘉則(シマノレーシング)+8m27s
Jサイクルツアーリーダー 鈴木真理(シマノレーシング)



















