ツール・ド・熊野 #3
2009年5月31日 Web Staff

[上:数少ない一発逆転のチャンスを狙って終始集中し続けるシマノボーイズ]
photo(c):SHIMANO Racing
[下:終盤に入ってアシストが崩壊したカザフだったがイグリンスキーが締めた]
photo:Hideaki.TAKAGI/www.cyclowired.jp
5/31(日)に、[最終第3ステージ]が行われました。
◆大会情報WEBサイトはこちら[http://www.nspk.net/tdk/]
◆Live!!!ブログレポートはこちら[http://blog.liveshimano.jp/]
◆速報Podcast番組はこちら[http://blog.shimanopodcast.jp/]
◆フォトギャラリーはこちら[http://photofriend.jp/]
5月28日〜31日の4日間に渡って、
UCI「2.2」のステージレース、「ツール・ド・熊野」が開催されています。
このレースに、シマノレーシングから以下の6名がエントリー。
野寺秀徳
鈴木真理
飯野嘉則
畑中勇介
鈴木譲
阿部嵩之
※参加チーム=22チーム
◆以下、[cyclowired.jp]のレポートです。
最終第3ステージの太地半島周回コース。日本勢などの攻撃で、イグリンスキーのアシストはラスト1周でフォフォノフ一人に。しかしゴールは圧倒的なスプリントでイグリンスキーが優勝をもぎ取った。
ツール・ド・熊野最終の第3ステージが5月31日(日)、和歌山県太地町で行われ、ヴァレンティン・イグリンスキー(カザフスタンナショナルチーム)がステージ優勝して第1ステージから3連勝して個人総合優勝した。総合2位には鈴木真理(シマノレーシング)が入り、4日間のステージレースを終えた。
最終日は太地半島周回コースで、1周9.6kmを11周する105.6km。平地が1/3、残りはアップダウンとカーブの多いジェットコースターのようなスリリングなコース。前日までの3日間は激しい雨風だったが当日は一転、初夏の日差しと気温の中、行われた。
注目はリーダーのイグリンスキーと総合13秒差で2位につける鈴木の勝負だ。ここ太地半島コースは逃げが決まりやすく、過去はこの最終日で逆転することが多い。
スタート後3kmの山岳ポイントはリー・ロジャース(Esperance Stage/WAVE ONE)が1位通過、その後抜け出した松村光浩(愛三工業)に向川尚樹(マトリックスパワータグ)廣瀬敏(NIPPO・コルナゴ)二戸康寛(なるしまフレンドレーシングチーム八王子)が合流して30秒差をつけるが3周目で吸収される。
4周目、ホセイン・ヤハンバニアン(タブリーズ・ペトロケミカルチーム)、真鍋和幸(NIPPO・コルナゴ)、西谷泰治(愛三工業)、伊勢直人(マッサ・フォーカス・アウトドアプロダクツ)の4人が抜け出す。この4人は最大で30秒差をつけ、丸3周逃げる。特に伊勢は途中でボーナスタイムを2回獲得して総合11位から、結果8位に狙い通りジャンプアップさせた。
7周目に4人が吸収されると次は廣瀬敏(NIPPO・コルナゴ)、清水良行(宇都宮ブリッツェン)、阿部嵩之(シマノレーシング)の3人が抜け出す。アンドレイ・ミズロフ(タブリーズ・ペトロケミカルチーム)も追いつき4人で逃げる。この4人は最大で40秒差をつけるが、メイン集団はカザフスタンナショナルチームのアシスト陣がコントロールする。その後には総合2位の鈴木を擁するシマノレーシングが位置する。

[ラスト5キロまで単独で逃げ続けた阿部嵩之選手が大物の片鱗をみせる]
photo(c):SHIMANO Racing
ラスト2周になると先頭の4人は崩れ、阿部が単独で逃げる。タイムトライアルを得意とする阿部が好走し、いよいよ最終周回へ。メイン集団から野中竜馬(NIFS in KANOYA)がアタック、そして佐野淳哉(NIPPO・コルナゴ)、飯野嘉則(シマノレーシング)らも攻撃する。イラン、ニッポ、シマノ、愛三、ブリッツェンらのここまでの攻撃で、カザフ勢はアシスト3人を失い、一人も付くのがやっと、イグリンスキーのアシストはついにフォフォノフだけになる。
逃げ続けた阿部もラスト5kmで吸収される。下り区間で鈴木真理(シマノレーシング)が逆転を狙ってアタックを掛けるがこれも吸収されて、いよいよ集団でゴールへ。
メディ・ソウラビ(タブリーズ・ペトロケミカルチーム)が先行するが、アウト側からイグリンスキーが仕掛けて歓喜のゴール。3Day熊野から数えても初の3ステージ制覇の完全優勝を飾った。

[最後までどうすればカザフを倒せるか追求し続けたが彼らの壁は厚かった]
photo(c):SHIMANO Racing
◆第3ステージ[リザルト]
[Tour de Kumano - Japan - 2.2 - Taichihanto 105.6km]
1位 ヴァレンティン・イグリンスキー(カザフスタン)2時間39分45秒
2位 メディ・ソウラビ(タブリーズ・ペトロケミカルチーム)
3位 品川真寛(愛三工業)
4位 ドミトリー・フォフォノフ(カザフスタン)
5位 鈴木真理(シマノレーシング)
6位 マリウス・ウィズィアック(NIPPO・コルナゴ)
7位 辻善光(マトリックスパワータグ)
8位 山本雅道(チームブリヂストン・アンカー)
9位 畑中勇介(シマノレーシング)
10位 ヨハネス・ラビー(ネオテル)
11位 野寺秀徳(シマノレーシング)
21位 鈴木譲(シマノレーシング)
31位 飯野嘉則(シマノレーシング)
32位 畑中勇介(シマノレーシング)
◆個人総合時間[リザルト]
1位 ヴァレンティン・イグリンスキー(カザフスタン)8時間32分37秒
2位 鈴木真理(シマノレーシング)+23秒
3位 ドミトリー・フォフォノフ(カザフスタン)+49秒
4位 品川真寛(愛三工業)+1分19秒
5位 野寺秀徳(シマノレーシング)+1分25秒
6位 ヨハネス・ラビー(ネオテル)+1分26秒
7位 廣瀬佳正(宇都宮ブリッツェン)+1分31秒
8位 伊勢直人(マッサ・フォーカス・アウトドアプロダクツ)+1分31秒
9位 鈴木譲(シマノレーシング)+1分32秒
10位 アンドレイ・ミズロフ(タブリーズ・ペトロケミカルチーム)+1分33秒
19位 阿部嵩之(シマノレーシング)+3分47秒
31位 飯野嘉則(シマノレーシング)+10分09秒
32位 畑中勇介(シマノレーシング)+10分10秒
◆個人総合ポイント[リザルト]
1位 ヴァレンティン・イグリンスキー(カザフスタン)83点
2位 鈴木真理(シマノレーシング)51点
3位 ドミトリー・フォフォノフ(カザフスタン)36点
◆個人総合山岳[リザルト]
1位 ドミトリー・フォフォノフ(カザフスタン)25点
2位 ヴァレンティン・イグリンスキー(カザフスタン)17点
3位 アレクサンドル・シュセモイン(カザフスタン)8点
◆団体総合時間[リザルト]
1位 カザフスタン25時間40分29秒
2位 シマノレーシング+58秒
3位 NIPPO・コルナゴ+5分18秒
















