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95th Liege-Bastogne-Liege

2009年4月27日 Web Staff

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[上:レース前半から作戦を遂行するべく何度も攻撃を仕掛けた土井選手]
photo(c):Cor Vos/www.corvospro.com
[下:終盤の登りでライバル達を置き去りにしたアンディシュレックが両手を挙げる!]
photo(c):Yuzuru Sunada/www.yuzurusunada.com

4/26(日)に、[Liege-Bastogne-Liege]が行われました。

◆大会公式WEBサイトはこちら[http://www.letour.fr/indexLBL_fr.html]
◆今西監督のLive!!!ブログレポートはこちら[http://blog.liveshimano.jp/]
◆土井選手のブログレポートはこちら「http://blog.yukihirodoi.jp/

4月26日(日)に、ヒストリカルレースの[Liege-Bastogne-Liege]が開催されました。

このレースに、スキル・シマノから以下の8名がエントリー。

231 Jonathan Hivert (Fra)
232 Koen De Kort (Ned)
233 Yukihiro Doi (Jpn)
234 Theo Eltink (Ned)
235 Simon Geschke (Ger)
236 Thierry Hupond (Fra)
237 Piet Rooijakkers (Ned)
238 Albert Timmer (Ned)
※参加チーム=25チーム

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[日本を代表する選手として本場のクラシックで共に戦う土井選手と新城選手]
photo(c):Yuzuru Sunada/www.yuzurusunada.com

◆以下、[cyclowired.jp]のレポートです。
ベルギー南部のワロン地域で行なわれた第95回リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ(UCIヒストリカル)は、終盤に飛び出したアンディ・シュレク(ルクセンブルク、サクソバンク)が、チームメイトが抑え込む後続を振り切って独走勝利を飾った。初出場の新城幸也(Bboxブイグテレコム)は108位で完走を果たしている。

ロードレース随一の歴史を誇るリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ。クラシックシーズンを締めくくるこの大一番だ。

レースは57km地点の上り坂でニコ・シーメンス(ベルギー、コフィディス)、シリル・ゴティエ(フランス、Bboxブイグテレコム)、マルセル・ウィス(スイス、サーヴェロ)の3名が逃げを決め、ユベール・デュポン(フランス、アージェードゥーゼル)が遅れて合流した。

アタック合戦に加わった土井雪広は自身のブログで「最初の2時間、30回はアタックしたと思う。絶好調だったから、山岳で全開でアタックして、続けて現れる山岳でも全開アタック。4人5人ぐらいのグループにはなるけど、入ってないチームに全部つぶされる状況で、2時間同じ事を永遠繰り返した」と語っている。

スピードを上げないメイン集団をよそに、逃げる4名はゴールまで100kmを残して11分10秒のリードを築き上げることに成功する。やがてメイン集団でサクソバンクやランプレ、ケースデパーニュによるペースアップが始まると、先頭4名のリードは劇的に縮まった。

ワンヌ峠、ストック峠、ロジエ峠、ラ・ヴェケ峠と、長い上りをこなすうちにメイン集団は人数を減らし、ゴールまで50kmを残して先頭4名のリードは1分に。粘る土井雪広と新城幸也は、やがてメイン集団から脱落した。

活性化したメイン集団からはリーナス・ゲルデマン(ドイツ、ミルラム)ら3名が抜け出して追走グループを形成したが、アタックポイントとして知られるラ・ルドゥットの上りでメイン集団に吸収。最後まで抵抗したゴティエを含め、序盤から逃げていた4名もすべてメイン集団に飲み込まれた。

続いてアレクサンドル・コロブネフ(ロシア、サクソバンク)らが10名ほどが新たな先頭グループを形成したがリードを得られず、メイン集団から弓矢の如く飛び出したフィリップ・ジルベール(ベルギー、サイレンス・ロット)がこのグループを撃ち抜いて行く。

単独で45秒のリードを稼ぎ出したジルベールを追って、ラスト18km地点に位置する平均勾配9.9%のラ・ロッシュ・オ・フォーコンで飛び出したのはアンディ・シュレク。すぐさまジルベールに追いつき、振るい落としたAシュレクは独走体制に入った。

後続のメイン集団には、アムステル・ゴールドレースでの落車から復活を果たした兄のフランク・シュレク(ルクセンブルク)を始め、カルステン・クローン(オランダ)、クリスアンケル・セレンセン(デンマーク)、ニキ・セレンセン(デンマーク)、コロブネフらが勢揃い。

これらサクソバンクの選手たちが集団のアタックを封じ込め、集団のローテーションを乱してAシュレクの独走をサポート。先頭のAシュレクから1分30秒遅れでラスト7kmの難所サンニコラに突入したメイン集団では、ダヴィデ・レベッリン(イタリア、ディキジョヴァンニ)らがアタックしたがFシュレクらに潰される。Aシュレクの逃げ切りが決まった。

アンスのゴール地点に向かう緩斜面で、メイン集団から飛び出したホアキン・ロドリゲス(スペイン、ケースデパーニュ)は、逃げ切りを達成したAシュレクから遅れること1分17秒で2位ゴール。その7秒後では表彰台争いのスプリントが繰り広げられ、レベッリンが3位の座を射止めている。

ゴール後、兄のFシュレクやビャルヌ・リース監督、チームスタッフと抱き合い、大勝利の喜びを分かち合ったAシュレク。サクソバンクのリエージュ制覇は、CSC時代の2003年タイラー・ハミルトン(アメリカ)以来2度目の快挙。

チーム公式サイトの中でAシュレクは「リエージュは自分の中で最高のワンディレース。今日は夢が叶ったよ。リエージュの表彰台の真ん中に立つなんて、言葉では言い表せない感情。チームの働き無しにはこの勝利は無かった」と喜びを語る。

「フレーシュ・ワロンヌ2位という結果は少し残念だったけど、逆にリエージュに向けてのいいモチヴェーションになったんだ。僕のチャンスは一発でアタックを決めて、ゴールまで独走することだった」。Aシュレクはその言葉通りの逃げ切り勝利を成功させた。

クラシックシーズンを最高の形で終えたAシュレクの視線の先にあるのはツール・ド・フランスだ。「この世界有数のビッグレースでの勝利は、次なる大きな目標であるツールに向けて素晴らしい自信を与えてくれる」。2007年のジロ・デ・イタリアで驚きの総合2位&新人賞に輝いた23歳の次世代オールラウンダーは、兄Fシュレクとともにマイヨジョーヌ獲得を目指す。

最後の上りでアタックを成功させ、2位に入ったロドリゲスはチームのプレスリリースの中で「逃げ切りを成功させたAシュレクには賛辞を贈りたい。僕にとってこの2位は優勝に匹敵する好成績。何年も挑んでようやく表彰台を手にしたんだ。いつの日か将来、このレースで勝てることを証明できた。この好調を維持して、ジロ・デ・イタリアに挑みたい」と語っている。

急遽出場が決定し、初めてリエージュの洗礼を受けた新城幸也は、チーム内で5位の結果にあたる108位で完走。グランツールに向け、このアルデンヌ3連戦でチーム内の評価を上げたことは間違いない。

第2補給ポイントで審判バイクにレース終了を告げられ、バイクを降りた土井雪広は、自身のブログの中で「今までのトレーニングの成果をすべて出し切った。ほんと120%の力を発揮できたと思う。仕事を終えたあとも、残っていない力を振り絞って前の人のホイールだけを見て粘って粘って。アシストを終えてやめていく選手を見ながら、粘った」と語る。完走者2名のスキル・シマノは、イヴェールの77位が最高位だった。

Doi
◆以下、土井選手のレポートです。(ブログより)

今までのトレーニングの成果をすべて出し切りました。

最初の2時間アタック30回はしたかな〜。絶好調だったから、山岳で全開でアタックして、続けて現れる山岳でも全開アタック。4人5人ぐらいにはなるけど、入ってないチームに全部つぶされる状況で、2時間同じ事を永遠繰り返した。

もちろん入っていない逃げは全員でつぶしたり。

調子よくてもここまですると、体は持たなかった。

でもほんと120%の力を発揮できたと思う。

第2パートの上りに入るまで、ジョナタンを良いポディションで上らすために、全開で位置取り。
10分間ぐらい全開。60キロオーバーでね。その仕事を終えたあとも、もう残っていない力を振り絞って前の人のホイールだけを見て粘って粘って。アシストを終えてやめていく選手を見ながら、粘った。

日本のファンに情けない姿見せたくないって気持ちでね。

もちろん正座して見ている家族のためにもここで終わるわけにはいかないって。

第2補給所付近で審判バイクにレースが終わった事を告げられると、涙が出たよ。

俺何なってんだろってね。

ゴール後のチームミーティングでは僕らチームで頑張ったことをほぼ全否定の監督の言葉にもう涙もかれるおもいだったよ。

監督の思うように動くのが仕事だからね。チーム全員全開でトータル100回アタックしたって逃げに乗れなかったら監督は満足しない。

次もチーム一丸となって頑張ります。

今日はいっぱい応援してくださった皆さんありがとうございました。

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[フォアザチームに徹した土井選手は世界最高峰のレースで果敢に攻め続けた]
photo(c):Yuzuru Sunada/www.yuzurusunada.com

◆[リザルト]
[Liege-Bastogne-Liege - Belgium - HIS - 261km]
1 Andy Schleck (Lux) Saxo Bank 6.34.32
2 Joaquím Rodríguez (Spa) Caisse d'Epargne 1.17
3 Davide Rebellin (Ita) Serramenti PVC Diquigiovanni-Androni Giocattoli 1.24
4 Philippe Gilbert (Bel) Silence-Lotto
5 Serguei Ivanov (Rus) Katusha
6 Simon Gerrans (Aus) Cervélo TestTeam
7 Damiano Cunego (Ita) Lampre-NGC
8 Benoît Vaugrenard (Fra) Française des Jeux
9 Alexandr Kolobnev (Rus) Saxo Bank
10 Samuel Sánchez (Spa) Euskaltel-Euskadi
11 Ryder Hesjedal (Can) Garmin-Slipstream
12 Matteo Carrara (Ita) Vacansoleil
13 Jérôme Pineau (Fra) Quick Step
14 Oscar Freire (Spa) Rabobank
15 Rinaldo Nocentini (Ita) AG2R La Mondiale
16 Cadel Evans (Aus) Silence-Lotto
17 Thomas Dekker (Ned) Silence-Lotto
18 Rémy Di Gregorio (Fra) Française des Jeux
19 Alejandro Valverde (Spa) Caisse d'Epargne
20 Vladimir Efimkin (Rus) AG2R La Mondiale
77 Jonathan Hivert (Fra) Skil-Shimano 9.05
108 Yukiya Arashiro (Jpn) Bbox Bouygues Telecom 14.20
109 Simon Geschke (Ger) Skil-Shimano 14.21
DNF Albert Timmer (Ned) Skil-Shimano
DNF Piet Rooijakkers (Ned) Skil-Shimano
DNF Thierry Huppond (Fra) Skil-Shimano
DNF Theo Eltink (Ned) Skil-Shimano
DNF Yukihiro Doi (Jpn) Skil-Shimano
DNF Koen De Kort (Ned) Skil-Shimano

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