西日本チャレンジロードレース
2009年3月15日 Web Staff

[上:常に攻め続けた狩野選手だったがマークを外すことはできなかった]
[下:最後はスプリント勝負になり島田選手が狙いに行ったが品川選手の後塵を拝した]
photo:Hideaki.TAKAGI/www.cyclowired.jp
3/15(日)に、[西日本チャレンジロードレース]が開催されました。
◆大会情報WEBサイトはこちら[http://www.hiroshima-cf.com/]
◆Live!!!ブログレポートはこちら[http://blog.liveshimano.jp/]
このレースに、シマノレーシングから以下の4名がエントリー。
・A-E(エリート)
狩野智也
村上純平
島田真琴
・A-U(U23)
阿部嵩之
◆狩野智也選手レポート

A-Eクラス、シマノレーシングは狩野・島田・村上がエントリーしました。
レース前の作戦では、ゴールスプリントなら島田、
残りの2人は臨機応変に対応しながら、
チャンスがあれば積極的に行く方法でレースに挑みました。
スタートして最初の2周はまあまあのペースで周回を重ね、
2周目の後半の登りで狩野と真鍋選手(ニッポ)がペースを上げると、
7人の先頭グループが形成されます。
ここに、シマノは狩野と島田選手、アイサンは品川選手と鈴木選手、
ニッポは真鍋選手などが入ります。
7人は良いペースで周回を重ね、ラスト2周の登りで狩野が再度アタック。
品川選手と2人で逃げますが頂上で捕まります。
ラスト1周に入り、集団は6人。
最後の登りで狩野がもう1回アタック。
アイサンの鈴木選手が反応して2人になりますが再び捕まってしまいます。
この時点で先頭集団は5人。
メンバーは、シマノが狩野&島田選手、
アイサンが品川選手&鈴木選手、ニッポの真鍋選手。
最後の直線500mでは、
狩野先行で、品川選手・島田選手・真鍋選手・鈴木選手の順。
そしてこのままスプリントバトルが開始され、
ラスト200mでアイサンの品川選手が前に出て、シマノの島田選手との一騎打ち。
結局、そのまま品川選手が先行してレースを制しました。
島田選手は2位。
狩野は先行したままで3位でした。
結果、優勝できなかったのは本当に残念です。
ただ、シマノとしてはレースの主導権を握り、
手術明けの若い島田選手がスプリントでエースとしての責任を感じて走ったのは
収穫だったと思います。
尚、村上選手は第2グループのトップでゴールして8位でした。
一方、アンダークラスに出場した阿部嵩之選手は、
スタートから終始積極的な走りで果敢にアタックを繰り返しましたが、
最後はカウンターでアンカーの相川選手に逃げ切られ、
2位以下はゴールスプリントとなって7位に終わりました。
◆以下、[cyclowired.jp]のレポートです。
今シーズン国内ロードレースの幕開けを告げる、西日本チャレンジサイクルロードレースが3月15日(日)、広島県中央森林公園で行われた。海外レースで多くの選手が不在だが、愛三工業レーシングチーム、シマノレーシングなどに加え、このレースがお披露目となるチーム・マッサも出場し、初レースの展開が注目された。
今年はこのコースで大きな大会が3回行われる。この西日本チャレンジ、6月の実業団Jサイクルツアー西日本ロード、そしてその1週間後の全日本選手権だ。難しくて強者しか残れない名コース。ここでの優勝は価値あるものだ。
注目の男子エリートは12.3kmを5周する61.5kmで行われ、70人がスタートした。メンバーは愛三工業レーシングチームから品川真寛、鈴木謙一、秋山英也の3人、シマノレーシングから狩野智也、村上純平、島田真琴の3人、NIPPO・COLNAGOは真鍋和幸が参戦。そして注目は三船雅彦が監督を務めるTEAM MASSA-FOCUS-OUTDOOR PRODUCTSの出場だ。津末浩平ら7人が参戦、その戦いぶりも注目された。
序盤からハイペースで振るい落しがかかる。2周目の上りで真鍋と狩野がペースアップすると30人ほどの集団はバラバラにされ、7人の逃げが形成される。真鍋、狩野、島田、品川、鈴木、永良大誠(グランデパール播磨)、伊藤翔吾(TEAM MASSA-FOCUS-OUTDOOR PRODUCTS)だ。
3周目の上りで伊藤が離れ先頭は6人に。第2集団も追い上げ、しばらく30秒ほどの差を保っていたがやがて1分以上に広がる。
先頭の6人は狩野、真鍋が揺さぶるがそのままでゴールへ向かう。最終ストレートに現れたのは狩野。その後から品川がスパートをかける。島田も追うがそのままの体制でゴール。品川が昨年2位の雪辱を果たして優勝。以下、島田、狩野、真鍋、永良、鈴木と続いた。7位以下は2分差で津末を先頭にゴール。チームマッサはこの13人の第2集団に、ほか小笠原崇裕、伊藤、斉藤亮の計4人が入った。
優勝した品川は「上りでの真鍋さんと狩野さんのアタックは対照的で両方に対応したので脚を使った。逃げのメンバーの中ではスプリントに賭けたので、後半は狩野さんの激しいアタックになんとか耐えた。下りは攻めずに上りに対処した。鈴木選手にも助けられた。予想したような展開だったが勝ててうれしい」と語る。
優勝できなかったシマノの狩野は「いいメンバーの小集団が作れた。揺さぶりかけたけど離すことができなかった。優勝はできなかったけれど、展開はシマノが主導権取れた。若手も頑張ったのでまずまずの結果」と語る。
スプリンターの品川をふるい落とすべく、狩野と真鍋が波状攻撃を仕掛けたが成功せず、品川の後塵を拝した。しかし作戦を正しく実行できたことは上位チームそれぞれに収穫のあるものだった。
チーム・マッサは、先頭集団に伊藤1名を送り込み、その後は第2集団で追う展開になったが、愛三・シマノらの次に位置することができ、一定の成果は得られただろう。なおチーム・マッサについては、のちほど別ニュースで紹介しよう。
23歳未満のアンダーは3周36.9kmで行われた。1周目30人ほどに絞り込まれ、徐々に人数を減らす展開。3周目に伊勢直人と岸本勇気(ともにTEAM MASSA-FOCUS-OUTDOOR PRODUCTS)、野中龍馬(鹿屋体育大学)ら4人が逃げるが半周過ぎで阿部嵩之(シマノレーシング)が引く集団が吸収、さらに相川はアタックして独走する。
ゴールは相川が制し優勝。後続は追い上げて、岡豊洋(TREK Marco Polo)が相川に数mまで迫るが2位に。
優勝した相川は「チームメイトのおかげ。今日は一人で行けるだけの力が無かったから。3人でとにかく攻撃することを心がけた。今年はアンカーに上がったので、国内とアジアのレースを中心にすると思います。チーム内で選ばれるように頑張ります」と語る。
強い脚を見せた阿部は「チームは自分しかいないのでメリハリをつける走りをしようと思った。結果が出てないのでうまくはできなかったが。逃げに追いついたのが上りが始まるところで脚を使ってしまっていた。ジャージの重みを感じました」と語る。

[アンダーに出場した阿部嵩之選手は積極的に展開するも最後に沈んでしまった]
photo:Hideaki.TAKAGI/www.cyclowired.jp
◆エリート[リザルト]
[西日本チャレンジロード - 広島中央森林公園 - AE - 61.5km ]
1位品川真寛(愛三工業レーシングチーム)1時間33分57秒36
2位島田真琴(シマノレーシング)
3位狩野智也(シマノレーシング)
4位真鍋和幸(NIPPO・COLNAGO)
5位永良大誠(グランデパール播磨)
6位鈴木謙一(愛三工業レーシングチーム)
7位津末浩平(TEAM MASSA-FOCUS-OUTDOOR PRODUCTS)
8位村上純平(シマノレーシング)
9位秋山英也(愛三工業レーシングチーム)
10位小笠原崇裕(TEAM MASSA-FOCUS-OUTDOOR PRODUCTS)
◆アンダー23[リザルト]
[西日本チャレンジロード - 広島中央森林公園 - AU - 36.9km ]
1位相川将(チームブリヂストン・アンカー)56分49秒06
2位岡豊洋(TREK Marco Polo)
3位野中龍馬(鹿屋体育大学)
4位大塚航(DARK BLUE BIKERS)
5位海老瀬将太(同志社大学)
6位中村弦太(京都産業大学)
7位平井栄一(ブリヂストン・エスポワール)
8位阿部嵩之(シマノレーシング)
9位伊勢直人(TEAM MASSA-FOCUS-OUTDOOR PRODUCTS)
10位福田高志(大阪経済大学)
















